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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:英語教育-1
先日、スーパーに買いものに出かけると
「もうお兄ちゃんなんだから、ベタベタしないの!」
というお母さんの声が後から聞こえてきた。

振り返ると年長さんくらいの男の子が
ベビーカーをひいたお母さんのコートのポケットに入れた手を
お母さんが払い、手を振り払われた男の子は、
口を真一文字に結んで
私の横を駆け抜けていった。

やれやれ、という表情で買いものを続けるお母さんには、
彼の甘えを受け入れなかったことが
数年後の問題行動の種になろうとは考えもしていないだろう。


子どもの心のコーチング

菅原氏は、「子どもを甘やかすことにならないか」と心配するむきもあるが
「甘えを受け入れる」ことと「甘やかす」ことは違う。と述べている。

親と一緒にいない時間でも、子どもは
ふっと親の腕に飛び込みたい衝動にかられます。
特に何かがあったわけではないのですが、
そうすると安心するのです。
幼い子どもは自分で安心感を得る方法をまだ知りませんから
そのつど親のそばに行って親からそれを得ようとします。
小学生になっても同じです。
(中略)
子どもは親に甘えることで、安心を得たり、
痛みを癒したりしているのです。
同時にそれは自立の準備でもあります。
その甘えを親が受け入れなかったらどうでしょう。
「今、忙しいからあとでね」
「そんなことぐらいで」
「べたべたしないでよ」
「もう大きいんだから」
子どもが大きくなればなるほど、
親は子どもの甘えを受け入れません。
でも、子どもが精神的に自立をして
自分で安心感を作りだしたり、
自分で自分を癒したりできるまでは、
親の力が必要なのです。

幼いころから充分に甘えを受け入れられてきた子どもは、
精神的自立も早いといわれます。
反対に甘えが充分でなかった子どもは
形を変えていつまでも親の注意を引くようなことを
やり続けます。


今、mixiで思春期について書いていて
そこで取り上げた佐々木正美氏の本にも

幼いころにお母さん、お父さんの愛情を求めて、
それが満たされなかった子どもほど、
思春期になって躓くケースが多いように感じます。


と書かれていた。

続きは、次回に





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最終更新日  2010年04月21日 11時20分05秒



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