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夢先生の玉手箱-annex

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カテゴリ:英語教育-1
昨夜で夏期講習が終わり
国内研修(サマーキャンプ)2本、海外研修
小学生の国語と算数の夏期集中講座と
すべての夏休みのイベントが終了
実教室は、今日から平常のタイムテーブルに。

忙しかった今年の夏休み期間も事故もなく無事に終えることができ
ほっとしています。
そして、難病指定の病にかかり6月下旬から同居を始めた母の状態も落ち着き
ようやく自宅でPCに向かう時間が取れるように。

今日からまた少しづつ夏休み期間にあった出来事や
生徒達の成長の様子を綴っていきたいと思っています。


40歳の教科書

□ 子どもをインターナショナルスクールへ入れようかと迷ったことがある。
□ 子どもに何歳から英会話を習わせればいいのか分からない。
□ 子どもを中高一貫校へ行かせるため、塾に通わせている。
□ 子どもとレストランへ行ってもお会計の話はしない。
□ 子どもに何歳からお小遣いをあげ始めればいいのかわからない。
□ 子どもには失敗のない人生を送って欲しい。
□ 失敗して落ち込んでいる子どもへの声のかけ方が分からない。
ひとつでもチェックがついた人にお薦めの教育本

私がこの本を購入したのは、
毎週購読している漫画誌に載っていたこの本の広告につられた(笑)のと
テーマの1つである「英語はいつから学び始めるべきか」の執筆者の中に
鳥飼玖美子氏の名前があり
氏の「変えるべきは「学校」より「親の意識」という記事に
とても興味を持ったからだ。

鳥飼玖美子氏は、アポロ11号の月面着陸や大阪万博など国際舞台で活躍した
同時通訳者でメディアへの露出も高く、英語を習っていた私に
強烈なインパクトを与えた人物でもあり、
氏が20年間講師を務めていたラジオ番組「百万人の英語」を
よく聞いていた。
又、英語科教育法などを専門とし現在立教大学で教鞭を取る氏は
著書「危うし!小学校英語」などで
日本での早期英語に危惧、批判するなど
早期英語教育に反対の立場をとっていることでも有名である。

私が担当しているクラスの親御さんにも薦め、
今夜行われるプルミエの学活でも取り上げる。

教育や子育てに、正しい子育てなどない。
 マニュアルも取り扱い説明書もなければ、
 模範解答もない。
 子どもも数だけ道があり、
 子どもの数だけ色が異なる。
 それが子育てというものだ。
 そこで世にあふれる教育論や子育て法すべてが
 「仮説」なのだというところから出発しよう。
 (中略)
 教育や子育てが多様であること、
 そして仮説であること自体はいいことだ。
 逆に絶対の教育なんてものが幅を利かすほうが恐ろしい。
 親としては、自分が「これだ」と思う仮説を信じ
 実践していけばいいだろう。

 ただ問題なのは、多くの親が仮説を仮説のままにして
 通りすぎていってしまうことである。
 仮説は本来「検証」という作業とセットになっている。 
 仮説があって検証があるからこそ「証明」ができるのだ。
 ところが自ら選んだ仮説をしっかり検証する親は意外と少ない。
 わが子にとってどんな教育が望ましいのか、
 あれほど真剣に考えるのに、
 いざ方針を固めてしまうと、そこに検証というフィルターをかけることを
 しなくなるのだ。
 子育てが忙しいのはわかる。
 ゆっくり検証しているヒマなどないというのも、
 事実だろう。
 しかし、最大の理由は「間違ったかもしれない自分」を認めたくない
 という自己保身ではないだろうか?
 もし、それだけの理由で検証を怠っているのだとしたら
 最大の被害者は子どもである。
 自分の子育てに自信を持つことは大切だが
 その一方で常に「もっともいいやり方があるのかもしれない」
 という気持ちを失わないこともまた、重要なのである。


と、前書き部分にあるように視野を広げて振り返るのには
よい本だと思う。
注:40歳限定の本というわけではありません(爆)

取り上げているテーマは、

*英語はいつから学び始めるべきか
*中高一貫校は幸せのプラチナチケットか
*「お金」と「仕事」をどう教えるか
*挫折や失敗をした子どもにどう接するか

そう言えば先日本店が新宿にある
大型書店に大学入試用の問題集を買いに足を運んだら
以前こちらでも紹介した


子どもの心のコーチング

が、子育て本の第一位!というポップをつけて
レジ前の平台に山積みされていた。

少しはこのブログも貢献したのだろうか?(爆)






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最終更新日  2010年08月26日 11時01分32秒



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