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夢先生の玉手箱-annex

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2011年02月18日
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カテゴリ:教育
昨日の午前中、ママスキルの向上を目的とした
お母さんのためのワークショップ(フィンランド教育編)の
パート2の3回目を実教室で行いました。

お母さんにもゼロから発想し、
良いものを作り上げていく過程を経験し
力をつけてもらいたいと考えているので
ワークショップでは、取組み例などは示さず
まず、自分で考えて行い
その後、一人ではどうしても偏りがちな発想を
他の参加者の取組みや考えを聴くことで広げようと
前回の課題(宿題)のレポートの一部を発表してもらっている。

これは、ただ単にアイディアをシェアするだけではなく
フィンランドの教育概念である学びの学習力を支える
学習に関わる意味のある他者との相互作用によって
チャレンジ精神を身につけるという環境の重要性を
お母さん自身に体験してもらう狙いもある。

パート2では、パート1の課題から
我が子に行ったフィンランド式読み聞かせの取組みについて
参加者一人一人に、発表してもらっているのだが、
「聴く力」などその他の課題についても、
一人一人受け取り方や取組み方が異なっていて、
指導する側である私にも 参考になることが、たくさん書かれていた。
そして、我が子に最もよい方法を
ゼロから試行錯誤して手作りしてもらえる子どもたちは
何と幸せなのだろうか。

その中の1つが、パート1で行った、
パターン認知型と体験認知型の説明に用いた
それぞれの認知型の生徒の作文について、
数名の参加者が、二つの違いを明確に感じ取り
レポートに書いていた。

「感じる力の育つ過程が異なることで
 その感じる力が他者にまで届くか、思いやれる想像力があるか
 も表れているように思いました。
 子どもが自分で体験して感じたことを尊重できること
 その感性を磨いて成長していくのを
 サポートできるよう、
 今後「フィンランドメソッド」を学んでいきたいと思います」」

大人であるお母さんも、勉強中

学びのある人生は楽しい
ということを、生活の中で子どもたちに示すこと
これも家庭でなければできない「教え」の1つだと思う。






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最終更新日  2011年02月18日 16時53分57秒
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