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カテゴリ:子どもとの係わり方
昨年末から実教室で開始した
フィンランドメソッドとフィンランド式子育てを学ぶ お母さんのためのワークショップ。 昨日、第1グループの第5回目を行いました。 ワークショップでは、互いにアイディアをエクスチェンジし 発想を広げ、改善すべき部分を見いだすために 春休み中にそれぞれの参加者が取り組んだ キッズスキルについて発表し、再度レポートにまとめてもらった。 フィンランド式子育て方と呼ばれている「キッズスキル」は 夢玉の森のメールマガジンに添付している tonttu通信で今書いている自主性が育つ取組みであり 昨日は、キッズスキルの取組みを達成させるためのポイントとして 人間が行動を起こす時に影響を与える 自己効力感を支える4つの力についてお伝えした。 その中一つ、言語的説得は 自分に能力があることを 他者から言語的に説明される言語的励ましである。 たとえば、 「もうできない」と投げやりになっている子どもに 「大丈夫よ、もっとがんばれば次はできるわよ」 「やって、できないことはない」 と抽象的な言い方で声をかけるのではなく 「あなたは、がんばりやさんだから、できると思う。」 「まえに、できないと言っていた○○だってできたじゃない。 今度もできると思うわ。」 と、具体的な言い方をする。 (根拠は、創造したものであっても 年齢によってはかまわない) このように言葉の根拠を示すことで、 子どもは、ただ言っているだけではないと その言葉を受け止め 「自分ならできる」という行動への「効果」を予期し 行動を起こすと考えられている。 「えーこんなに簡単なのにできかったの」 「○○だってできるのに、どうしてあなたはできないの」 といった言葉を投げつける前に 「言語的説得」を試みて欲しい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年04月20日 13時43分42秒
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