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カテゴリ:子どもとの係わり方
疑問に思っていることがあり
こちらの本を読んでみました。 【送料無料】発達障害を見過ごされる子ども、認めない親 著者は、自身もADHDだった心療内科医、 医学博士でもある星野仁彦氏。 専門は児童精神医学 この本は、私の疑問に対して明確に答えてくれただけではなく 新しい知識を与えてくれた。 その中の一つが、食事と発達障害、神経との関係である。 1.食事の著しいアンバランスや食品添加物(食品加工物)の 摂りすぎは、発達障害を悪化させる傾向がある。 2.必須脂肪酸と発達障害との関係 3.空腹時の血糖値が低い時に糖分を摂ると 急激に血糖値が上がり、インスリンが分泌され 低血糖(反応性低血糖症)になって ADHDに似た多動的な行動を悪化させる。 この中でも2の必須脂肪酸は、体内で合成することができず 食べ物から摂取するしかなく 星野氏が書いているように 神経細胞を包む細胞膜は、脂肪酸でできていて 不足すると神経細胞が生まれなくなってしまうために 神経系がダメージから回復されることがでいきず さまざまな病気になってしまう、と聞いていたので 必須脂肪酸には、 オメガ3脂肪酸(海藻、豆類、玄米類、魚介類に多く含まれる)と オメガ6脂肪酸(食物の種や穀物、穀物の飼料で育てられた家畜に多く含まれる) があり、その二つをバランスよく摂る事が大事で オメガ6脂肪酸を多く摂りすぎると 細胞神経の生まれ変わりにマイナスに働き 発達障害を悪化させるだけではなく 認知症やうつ病、統合失調症などにも 悪い影響を及ぼすと言われている、と読んでビックリ!! 現代の日本人の食事は西洋化し オメガ6脂肪酸を多く含む穀物や肉を食べることが多く オメガ3脂肪酸が不足しがちです。 油であげたものやスナック類、 ファーストフードを食べる機会の多い子どもは、 さらにその傾向が強まってしまいます。 と星野氏は指摘している。 オメガ6脂肪酸が多いメニューとしてあげられているのは オカアサ(ン)ヤスメ ハハキトク と覚え、摂りすぎないよう気をつけるとよいでしょう。 オムレツ、カレーライス、アイスクリーム、サンドイッチ 焼きそば、スパゲッティ、目玉焼き ハンバーグ、ハムエッグ、餃子、トースト、クリムーシチュー いずれも子どもが好きなものばかりですが、 なるべく控え、魚料理や豆類を使った料理などを よく食べさせるようにしましょう。 認知症になりたくないので、私も気をつけることに。 星野氏は、発達障害は克服できる とも述べている。 発達障害が知られるようになったのは、つい最近のことで 治療によって症状が軽減されることを知らない親は とても多いようです。 しかし、実際には治療を開始することで症状が軽くなったり 問題行動が減っていきます。 しかも、年齢が低ければ、低いほど治療の効果は 高くなります。 なぜなら、生まれたばかりの赤ちゃんの脳には 優れた修復機能があることがわかっているからです。 (中略) しかし、このような機能は、 5歳くらいで失われていき、10歳を過ぎると 成人と変わらなくなってしまいます。 脳の形成過程をみれば、 発達障害の子どもの幼児期から 小学校低学年にかけての適切な治療が いかに大切かがわかると思います。 我が子の様子に、ひょっとして、と疑いつつ いや、まだ小さいから、と悩んでいるお母さんに 是非、お読みいただきたいと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年05月19日 12時52分02秒
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