いちご＊いちえ

「世界陸上２００７大阪大会」を見ました。

男子４×１００mリレー、本当に力が入りましたね。
昨日の予選で日本新記録を樹立したばかりなのに、
今日はさらに大幅に記録更新して３８秒０３。
にも関わらず、順位は５位で、惜しくもメダルを逃してしまいました。

アンカーの朝原宣治選手は、今大会を最後に引退されるとのこと。
８大会連続アンカーを務めたという朝原選手、
文字どうり日本のトップアスリートとして長い間君臨してきて、
これが最後の走りになるのでしょう。

共に走った、末續選手初め３選手は「朝原選手にメダルを！」を
合言葉に最高の走りを誓ったといいます。
残念ながらメダルには手が届かなかったものの、
３８秒０３という金字塔を打ち立てたのですから、
４人に、特に引退する朝原選手にも悔いはないのではないでしょうか。

昨日の予選といい、今日の決勝といい、
観客の私たちにも大きな感動をいただきました。
陸上、特に短距離走においては、東洋人は足元にも及ばないというイメージが
ありますが、アメリカ・ジャマイカなど世界の強豪国とも
互角の戦いでした。

選手の皆さんは、すぐにまた来年のオリンピックに向けての練習が
始まるのかもしれませんが、
せめて今夜はゆっくり身体を休め、
素晴らしい走りの余韻に浸ってほしいものと思います。