年末最大の気掛かりは年賀状・・これを片付けないことには、何も手に付かない。
「今日こそは書くゾ」と一大決心し、とうとう書き終えて先ほど投函してきた。
あぁ、肩の荷がすっかり軽くなっちゃった
年賀状を書くといっても裏は印刷なので、
手書きするのは宛名とちょっとしたコメントだけなのに、
最近はすっかり活字離れで、字を書くことが億劫になっている。
このところ、お礼状や年賀状など珍しく字を書く機会が多いが、
いざ書こうとすると字が思い浮かばない。
「あれ、敬具のケイは拝啓のケイだったかな??」てな具合なので、
国語辞典が手放せない。
ただでさえ脳細胞が驚異的な勢いで死滅しているというのに、
日頃から字を書く事が少ないので、どんどん退化しているんだ・・。
最近は《字を書く=キーボードを押す》になっているから
年賀状を書くのが面倒とはいえ、
すっかりご無沙汰している友人達とは、年賀状が年に一度の貴重な交流だ。
日頃は雑務に追われて、思い出すことも少ないが、
こうして年賀状を書きながら、懐かしい人に思いを馳せる。
遠く長崎にお住まいのM子さん・・。
上の子がまだ生まれて間もない頃、お互いベビーカーで散歩していて知り合った。
同い年の子供を持つ母親同士、とても仲良くなった。
やがてご主人の仕事の都合で、生まれ故郷の長崎へ帰られたが、
年賀状のやり取りだけはずうっと続いている。
毎年裏面にびっしり近況を書いて送って下さるんだけど、
いつもご苦労の連続。
長崎に帰られて間もなく、ご主人の浮気、女性との修羅場、やがて離婚。
子供の学校中退、ご本人の入院など・・
いつも明るくって、とってもいい人なのにどうしてこんなに苦労の連続なのだろう・・
と思っていたら、彼女にもようやく本当の幸せが訪れた。
一昨年再婚されたのだ。
昨年の年賀状には、建設会社を経営していらっしゃるご主人の仕事も順調で、
彼女も仕事を手伝っているとのこと。
昨年・今年と本当に嬉しい年賀状が届いている。
さて来年はどんな幸せの便りが届くやら・・。
今からとても楽しみにしている。