みなさんには「ねんきん特別便」が送られてきましたか?
我が家の先陣を切って、まず私に送られてきました。
この郵便物は年金を納めた方全員に、いづれは郵送されるもののようですが、
やはりビミョウな方から優先的に送られるのかな??
この封筒の中には、
(1)年金記録のお知らせ(その人の加入記録)
(2)説明文2枚
(3)(訂正があるか否かを記入する)確認はがき と (訂正内容を記入する)年金加入記録紹介票
(4)↑を入れて返信する返信用封筒
が同封されています。
手順としては、まず自分の年金の記録である(1)を確認することから始まりますが、
私の場合、一目見て明らかに記載漏れがありました。
まず新規学卒で就職した会社の記載がありません。
私の年金記録は、サラリーマンの妻が夫の国民年金に強制的に加入することが決まった
昭和61年からようやく始まっているのです。
この書類のアチコチに大きな字で
まずは『ねんきん特別便専用ダイヤル』にお電話ください
と書いてあり、聞きたいこともあったので早速電話してみました。
すると最初に、本人確認のための質問をいくつかされて、本人であることが確認された段階で、
基礎年金番号~(1)に書いてあります~を聞かれます。
それを答えてしばらく待っっていると・・・・・・・出てくるは、出てくるは・・
私は新規学卒で就職した会社だけだと思っていたのですが、
全部で3件の記載漏れが見つかりました。
結婚前に1年足らず勤めていた会社、私はアルバイトだと思い込んでいたのですが、
厚生年金をかけられていたようです。
それともう1件。
併せて8.5年分の記載もれ年金が見つかりました。
素朴な疑問ですが、基礎年金番号を言っただけでこれだけの情報が出てくるのなら、
最初っから「年金記録のお知らせ」に記入しておくわけにはいかないのかしら??
社保庁の方に率直に尋ねたところ、同姓同名の人がいてゴッチャになっている可能性があるので、
確証を得られるまで記録として記載することはできないんだとか・・。
その確証を得るために送られてくるのが、この「ねんきん特別便」というわけです。
それで社保庁の方のほうからヒントとなるようなことを言われ、
それに対して私の答える内容に矛盾がなければ、本人の確実な年金記録となるわけです。
宙に浮いた年金記録は5000万件あるそうですが、今日そのうちの3件が無事解決したことになります。
たとえ同姓同名の人が何人いたとしても、基礎年金番号は一人一人違っているのにどうしてゴッチャになるのかな?と素人は疑問に思ってしまいます。
社保庁のずさんな管理を、今日は我が事として実感し唖然としました。
それにしても電話に出られた年配の女性の方、何かとてもおびえたような感じで対応されていましたが、
きっと叱りつけられたり、どやされたりすることが多いのかも・・。
ちょっとお気の毒でしたが、私はおかげでス~~~ッキリ解決しました