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昨日は石川県立美術館で開催中の「法隆寺の名宝と聖徳太子の文化財展」を鑑賞してきました。
石川県立美術館はリニューアルのため約1年間休館していたのですが、 リニューアルオープンを記念して、9月20日からこの展覧会が開催されています。 法隆寺は現存する世界最古の木造建築であり、日本で最初に世界遺産に登録されたところでもあります。 飛鳥時代に聖徳太子によって建立されたといいますから、1400年もの永い~気の遠くなるような歴史があるお寺なんですね。 今回はその法隆寺から国宝3点、重要文化財53点を含む111点の貴重な文化財を鑑賞することができました。 中でも極めつけは「玉虫厨子」 大昔、日本史の教科書に紹介されていた玉虫厨子。 今回はその実物を拝することができました。 玉虫厨子は東京や大阪の美術館で展示されることはあったようですが、 地方の美術館で展示されるのは今回が初めてなんだそうです。 あぁ、これが玉虫厨子・・ 想像していたものよりも随分大きい。 厨子というのは仏像などを安置するための仏具だそうですが、 この厨子には装飾として玉虫の羽根を使ったことから「玉虫厨子」というんだそうです。 恥ずかしながら、今回の展覧会で初めて知ったことです。 当初は4000枚もの羽根を使って装飾されていたんだそうです。 永い歳月の間に、そのほとんどがはがれたり風化したりして残っていないのですが、 なんと2箇所に今なお玉虫の光沢を残す部分があり、感動しました。 悠久の時を超えて、千数百年前に生きていた玉虫の羽根が今なお光沢を放っているとは! また玉虫厨子が法隆寺からどのように運ばれて、どのように展示されたかを紹介するビデオもとても興味深かったです。 何しろめったに法隆寺を出ることのない国宝、しかも造りの古いものですから、 何かあっては大変 館長さん始め、関係者の皆さんは神経をすり減らされたようです。 そのように多くの皆さんのご尽力のおかげで、今回貴重な国のお宝を拝見することができました。 本当にすばらしい展覧会ですので、近隣の県の皆さんにも是非観ていただきたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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