『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成著
『六人の嘘つきな大学生』浅倉秋成著図書館で借りました。映画になるそうで・・・。映画になることを知って、本を検索してみたら・・・こっちの表紙の方がずっと合ってる!履歴書の証明写真みたいで。ジャンルはミステリーらしいんですが、血みどろの殺人事件が起こるわけではなく・・・タイトルの「嘘つき」っていう言葉はまあ、そうなんだな、と思ったけど、みんな(就活生も、会社も、社会も)「仮面を被っている」と言った方が良さそう。結局、みんな悪くなりきれない、普通の、良い人たち。映画の予告はなんだか叫んでうるさかったけど、本は面白かったです。ただ長かった。その分、最後の最後でドンデン返しありの、伏線回収あり。この部分を映画できちんと描いていてくれていたら嬉しいな。