緋月の空間　漆黒の心

本日午後2時過ぎ、教室にある電話に一本の内通がかかって来た
丁度俺は下を向いていて斜め左横で先生の「はい、はい」って声を聞いていた。
『また大切な話かな～』としか思っていなかった。
内通が終わった時行き成り。
担任が「緊急警報！！」と、言ってきたので
俺は思わず「えっ！？もしや火事？？」
そう言われたら大体、おおごとがあったと思うじゃないですか

担「2階のトイレが詰まって使えなくなったみたいなので、『帰ってください』との事です」
俺「…はぁ？」
一瞬耳を疑って間抜けに聞き返しちゃったし…。
担「2階のトイレが詰まったって事は3階と4階も使えない状況だと思うから帰ってくださいって言われたけど」
俺「…ト・トイレって…緊急警報って言うからもっと大変な事がおきたのかと思ってしまったじゃないか…」
うなだれていたら後ろから先輩が
先輩「例えば？」
俺「えっ…火事とか…？」
先「火事だったらもっと慌ててるって」
担「で、どうする」
先「私は別にトイレとか行けなくてもいいから残るけど」
先輩はそう言って残っていく気だった見たい。
担「そう…貴女は、残る？トイレいけなくとも良かったら残る？」
と、聞かれたので
俺「帰っていいのなら喜んで帰るけど？」
って言ってんのに全然聞いていなかったみたいで
もう一回聞いてきたから
「帰れるもんなら帰るけど？」
って思いっきり製作やってるのにそんな風に答えっちゃったよ！！


帰ろうと思ったら外は雨が降ってるし
俺はチャリだったし置いてバスで帰ろうと思ったけど
丁度折りたたみ持っていたからそれをさし
雨の中さして1時間半かけて帰ったよ！！
でも、家に帰ったら笑われると思っていたら案の定笑われたよ…。