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カテゴリ:お話
チャイムが鳴り終わり、先生がドアを開け教壇に立った直ぐだった
「先生、まだ点呼終わっていませんよね?」 開けた窓に立ち、入りながら先生に聞く 「ええ、まだよ。火峰君大変じゃない?」 1番傲慢な先生だった 「別にいい運動になりますよ?」 「でも、いい加減制服を着て……」 「だから、学校指定のジャージ着てるんです。そんな事どうでもいいので、早く授業始めてください!!……先生も近くで聞いていて止めなかった一人なのによくそんな事が言えますよね?」 「……わかったわ。さて、始めましょう。葵さんの隣に座っているのが真槍君ね」 「…?はい……。ねぇ、葵さん?」 「ノーコメント!!真面目に受けようね?あなたも聞かれたくない事あるでしょう」 「うん……」 真後ろからヒソヒソと聞こえてきた。 その後は、無事授業も終わり、なつちゃんの配慮か放課後まで誰も注意も追いかけもしなかった 放課後 「ヒコ、明日は制服着てきなさい!!」 「い・や!!」 「バイト先では着てるのに?着るの嫌?」 「な!?何で知ってんの!!……もしや場所も?」 「ふふっ。このしず様を甘く見られちゃ困るな!!もち、場所も!!」 「………マジですか」 「マジですよ。制服着てこないと先生に言っちゃうぞ!!」 「制服着るのも嫌。バラされるのも嫌」 「わっがままだなぁ~」 「………嫌」 ぶるぶると携帯のバイブの音 「…?清(しん)にぃからだ」 「……わかった、ちょっと清さんと話させて」 「……構わないけど」 静琉に携帯を渡す 「もしもし、静琉です。突然で悪いんですけど一つお願いがあるんですけど、明日ヒコに制服着せて登校させて貰えませんか?まさか、違いますよ、そんな事私がすると思うんですか!そっちの制服じゃ無くて、もう一つあるじゃないですか。ええ、それも制服じゃないですか?はい、お願いします。ヒコ話しはついたよ。清さんにお願いしたから。はい、後は清さんに聞いてみて」 そして、また昂の手に戻した 「しず!!」 「早く聞く。聞いてからなら文句は受け付けるから」 「う……。何、清にぃ」 『おっ、昂。静琉ちゃんから今聞かされたんだけど、制服着たくないだってな。それは女用だけだろ?俺の制服を貸してやってるから。サイズはちょっとでかいかもしれないが着られなくはないだろう?』 「…はぁ?あっ、うん」 『静琉ちゃんが言ったのはそういうことだ。早く降りてこい。』 「…うんわかった」 携帯を切る 「文句は?」 「………無い」 「明日、制服着て学校に来てくれるよね?」 「わかった」 「下で清さん待ってるんでしょ?早くいってあげなさい」 「委員長……?どうやった!!あれからあいつ制服と聞いただけで殴ってきたのに」 「な・殴っ!?」 「ただ清さんに制服を着せる様頼んだだけ。結果は明日のお楽しみ」 教室の中からの叫びをバックに走った 「お待たせしました」 「いや、昂はいいダチもったなぁ」 「……うん、まぁ…長い付き合いだからね……あれさえ無ければ…いい友達だよ。あの、調べ癖が無ければ……」 「何かあったのか」 「バイト先、バレた」 「まぁ、静琉ちゃんらしいな。それで、ふて腐れてんのか。まぁ、からかわれるだけだろうな。やっぱり、めぐのほうがいいか?」 隣で笑う清兄に怒りを抱きながら、バイト先に向かった これ以上のことがあるとは思わずに 書いてあるのはここまでです。 一応ケイタイに続きは書いてますが、ちょっと載せれるのではないため (話しが見事に飛んでます。そして、片方しか書いていないので…) 次の日の出来事ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007.08.08 21:26:20
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