2004年・感謝日
今日まで来られた。ありがとう。誰に対してだか、何に対してだか、ますます、わからなくなってきた。よくわからんが、感謝はできるし、したい。ありがとう。温かい体になってから、少し涙もろくなった。競争社会では「負け組」を選ぶワシだ。「勝ち組」に成りたいとは思わない。だから温かい体でいられる。温かい何かを感じる事ができる。ありがたい。ワガママになったのだか、自由になったのだか、力が抜けるようになったのだか、単に年老いたのか、判らないが、ストレートで生きられるようになった。ありがたい。好きな相手に好きと言える。ありがたい。嫌いな相手と縁が切れる。ありがたい。愛しい相手に愛しくできる。苦しい時には愚痴が言える。嬉しくなると、笑顔になる。目が見える。見えないモノを感じられる。聞こえる。話せる。歩ける。恵まれている事を感じている。何者かに抱かれていると確信できる。何度も「ありがとう」と言われた。そうじゃない。こちらこそが、ありがとう。でも、そこは理解してくれないよね。メチャクチャでモノグサなワシが、崖っぷちの仕事を10年続けてきた事に、今までは、自分で自分を褒めていたが、どうやら勘違いをしていたようだ。生きていられたのは、ワシの素質じゃない。理屈じゃなく、そう思えるようになった。ワシのイイカゲンだけでは乗り切れなかったはず。生きていても、大ダメージを負ったはず。危ない場面でも、回復は早かった。氣功師としての能力の高さでもない。ただ単に守られていただけだったと、今、わかる。守ってくれたモノは一つじゃない。何人かの人。何らかのモノ。人以外の存在達が複合一してくれたのが、今になって、わかる。ありがとうございました。嬉しいです。とても、嬉しいです。(今年最後の雑記も書き終わりました。訪れてくれて、ありがとうございますまた、来年も書きます。皆様、よいお年をお迎え下さい)