清明
24節気は360日を基準としている。暦は太陰暦だ。(だから太陽暦と月名がズレる)そして一日を一度の黄経(太陽の角度)としている。つまり360÷24=1515日毎、15度毎に季節を表した言葉を作った。始発日は春分の日で、黄経は0度。ちなみに5日を一侯とし、三侯(15日)が一気だ。月(太陰暦)の初めの気を「節」といい、次を「中気」という。12ヶ月×2(気・節と中気)=24節気になる。何故だか知らないが、中国では初と中だけみたい。(上とか高もあるのだろうが、基準が違うのかな?)もちろん、この言葉は地域で違う。(北半球用だし)日本で使われている言葉は中国揚子江中央付近が元だ。日本でも北海道と沖縄では緯度が違いすぎる。24節気は地域によって適した言葉を使うモノなんだ。それを踏まえた上でなら、風情と智慧が含まれている。「清明」は黄経15度。春分(始日)から数えて15日目。最初の気だ。(日本で4月4,5日頃)万物発して清浄明潔なれば、此芽は何の草としれる也ワシ流の訳だと、「生命の氣」は「場」が清浄で明るくなると活性化し、いろいろな命の芽が吹き出す。この時期は、皆、元気ハツラツだぁ!あるいは、「百花百草が喜んでいるわい。わぉ、善き哉」となる。そう、何だかウキウキしてくる時期だ。理由なく、ウキウキしていい時期だ。「生命が躍る」から心も動く。こういう時はドンドン進んでいい。新しいコト、始めてみよう。「生」は「性」に深い係わりをもつ。オトコとオナゴの出会いの季節でもあるぞ。大丈夫だ。相手も正常な判断が(多少)狂っている。これは・・・チャンス!勇気を出して、アタックしてみよう。ダメでもともと・・・(お、おぃ!・・・)子の出来にくい夫婦は、朗報が訪れる気節だ。上手く治療すれば回復しやすい気節だ。(季節じゃない)心の病は多少、辛い時期でもあるが・・・。(心が勝手に騒いでしまうので・・・)いずれにしても、気節は短い。15日~30日だ。ガンバレよ~!!