不空・2
わけがわからんモノが多い。心がそうだ。この世の仕組みから、心の在り方を説く。それが「教え」になった。やがて出世して「宗教」になる。出世すると堕落する。これもこの世の仕組みだ。何しろヒネクレている。グレちゃん(創造主)のイタズラだ。だから宗教は堕落した・・・ハハハ。出世しないで、ヒネクレたままの教えがある。ヒネクレたままなので、素直といえば、素直。素直とヒネクレは表現方法の違いだけだ。日本では「禅語」が代表的だ。ワシの書くモノも素直(ヒネクレ)だ。禅語と混ぜれば、わからんだろう・・・。前フリが長くなってしまった。最近のお笑い芸人は前フリも短いのが主流だ。いきなり本題しかしないのもいる。前フリは本題以上に大切なんだが・・・まぁいいかぁ。と、そういう理由で「不空」というテーマだ。単なる借り物だから深い意味はない。深い意味があっても、ワシには語れない。深いモノは話せない(理屈じゃない)モノだ。ワシは深いモノを覗きたくなるが、それは趣味だ。ワシには自分の趣味を他人に押し付ける趣味はない。こっそり、ニンマリ、ウヘヘヘ、と愉しむだけだ。解明するのが目的じゃない(メンドウだもの)。観たり接するのが好きなのだ。一応社会人なので、誤魔化す為にエラソウにする。エラソウに出会ったら「誤魔化し」だと思えばいい。これも共通のこの世の仕組みだ。仕組みが観えれば、応用すればいい。嘘や誤魔化しくらいで、ガタガタ言うなよ。「不空」は禅語の中の単語だ(と思う)。「そりゃ、おめぇ、空じゃねぇぞ」という意味だ。空の定義がアイマイだから仕方ない。空は一応「くう」と読んでくれ。