「仕事・17」
「仕事」は「仕方なくする事」の略じゃないぞ。「仕事」は厳しくても、辛い働きじゃない。「仕事」は厳しくても、愉しみがある働きだ。「仕事」は厳しいから、面白みがある。生活の為の働きは辛く、苦しい場合がある。辛く苦しい事が込みで給料になるのだ。ある程度の生活を望むなら当然だ。だが、生活の為の働きと「仕事」は別次元だ。別次元だから、重なる場合もある。重ならない場合もある。この世は多重次元で成り立っているのだ。生活の為の働きと「仕事」を同一視する。すると「仕事」が辛く苦しい働きだと勘違いする。だから「仕事」をしない。しないでも親が食べさせてくれる。あるいは、ちょっとしたアルバイトをする。嫌になったら、気軽に辞められる。それは・・・もったいない。人生の愉しさを放棄している。無知故に、深い愉しさを知らずにいる。「仕事」は生きる喜びの一つなんだぜ。