「迷説般若心経・231」
第十八章(12) 羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提僧婆訶 パーラサンガティー何もかも、超えて行く(来る)。全てを超えて行く(来る)。時間も空間も意識も超えて行く(来る)。何でもアリだ。そして、何にもナシだ。精進する、というレベルじゃない。コツコツ努力する、という道じゃない。ブッちゃんは努力しても到達しない、と気づいたのだ。何もかも超えるには、別の要素がいる。精進や修行では、無理なのだ。精進や修行にこだわれば、尚更無理だ。パーラサンガティーとは、そういう意味だ。誰でも行けるけど、こだわったら無理だ。誰にでも来るけど、下手に意識しては無理だ。手放せば、何かがやって来る。全て手放せば、全てを超えてしまう。