「母のこと・321」
母は92歳を迎えた。膝が悪いのは40年以上。一時期は腫れて、シップ薬ばかり貼っていた。腫れは落ち着いたが、不自由なままだ。とはいえ、ゆっくりゆっくり畑まで歩く。100メートルくらい離れている。そして、小さな移動式の台に座って草取りなどする。無理しないで、と何度も言うが、少しやりすぎる事もある。すると次の日は調子が悪い。そんな事の繰り返しはあるが、基本的には問題ない。それでも、徐々に体力は衰えている。かなり記憶力が良い母だが、物忘れ、言葉忘れも多くなってきた。もっとも私も同じようなものだ。たまにガスの火を止めず、ナベを焦がすこともある。火事だけは特別に気をつけて、と姉と私で何度も注意する。注意はするが、家事仕事を取り上げるようなことはしない。昔の記憶はしっかりしている。同じ話を何度も聞かされる。きっと、その時代は生命力が活性していたのだろう。いろいろな出来事はあるが、しっかり生きていたのだろう。記憶と生命力は同じ曲線上にあるのかもしれない。(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して17年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始)