「風間陽水の依頼簿(カルテ)・165」
カルテ番号 す・9 (10)砂川貴子は思った。もし、この下痢とオナラが消えたなら私はとても楽に生きられる。店は気を張っているが、その分やりがいもあるし、嫌いではない。仕事よりもプライベートの方が悩みなのだ。その誰にも言えない悩みが消えるなら、私の人生は明るく変わる。「先生、どうすれば消えますか?」「仕事は嫌いではないのですよね」「結構気に入っています。自分次第だからやりがいもあります」風間陽水はゆっくり話し出した。「ならば、癖になったのでしょう。大丈夫ですよ。三か月間、工夫すれば消えますよ」何を、どう工夫すればいいのだろう。質問する前に陽水が話を続けた。「気の使い方を工夫するのです。気を張る、という使い方だけでしたので肉体も緊張しっぱなしだったのです。気を張るのが必要な時もあるでしょうが、多分、気を配る方が店には向いているでしょう」(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・悩み相談受付中。日本中出張します。ブログ読者は、facebookの友達承認をしますよ。コメント付きで申請して18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)