「風間陽水の依頼簿(カルテ)・1051」
カルテ番号 よ・6(61)その後、百合は雇い主の茂木茂氏に会った。80歳だという。この歳で新事業となる会社を立ち上げたという。何かを始めるのに、歳は関係ないのだと思った。それなら、これからの百合もいろいろな可能性がある。スタッフの三木裕子さん、明木礼子さんとも会った。二人とも60歳を過ぎているが、若い。百合は初対面で、好きになった。茂木社長は、百合をじっくり見て、にっこりと笑った。そして柳玲香に言った。「さすがに柳君だ。いい人を見つけてくる」それから百合に向かって言った。「吉永さん、これからは吉永君とよぶがいいかな。仕事面での事は、改善面、提案、苦情、何でも言ってくれ。できることは、すぐやる」どうやら、皆さんも都会からこちらに引っ越してきたらしい。そして、あの院長ともつながりがあるようだ。一体、こちらで何が起こっているのだろう。思わず口にでた、地震という言葉と関係があるのだろうか?百合の性格上、ストレートに訊けない。後で、玲香さんに訊いてみようと思った。(登場する人物・組織・その他はフィックションです)(過去のプログは本館 「氣の空間・氣功療法院」です。治療・若返り・講演、お話会依頼、悩み相談受付中。日本中出張します。ブログで書いた「迷説般若心経」 「迷説恋愛論」 「迷説幸福論」誰か出版してくれぇ~18年間封印していた本物の「氣入れパワーストーン」を販売開始 「笑顔の雑貨屋Yakkoo」)