テーマ:☆詩を書きましょう☆(8466)
カテゴリ:詩
ありきたりと独自色 南風一 今日は彼女と私の立場が入れ替わって 私が昼食から帰ってエレベータ前で立っていると うしろから彼女の声が聞こえた 「お疲れさまです」 振り向くと外出から帰ったばかりの出で立ちで 彼女が立っていた その愛くるしい瞳や唇と しゅっとした顔だちを眺めながら うなじや首筋も細くて 文字通り華奢な美人だなと感心しながら 見つめていた エレベータが来たので 彼女に順番を譲って後ろから彼女の後姿に目をやると ブラウスの下の黒いブラジャー紐が透けてみえる 上が黒なら下も黒かなと想像する 外出仕事だから 余計に隙を見せるわけにはいかない そんな理由から黒の下着にしたのかなとも想像する まあそんなことはどうでもいいとして 彼女の容姿や性格は唯一無二と思えるのに 来ている服や下着はなんでそんなに画一的なんだろう?と 不思議に思った 彼女は彼女で美人だし性格もピカ一なんだから もっと気ままにもっと奔放に 下着や服装も自分好みの独自色を出すとか 出来ないのかな? でも思い浮かべる(想像上の)彼女の裸体や乳房、性器も ありきたりの女性のそれしか想像できないけれど そんなものでいいのかな? 真実は確かめようがないけれど それもまたいいことなのかも知れない そんなことを考えるのも 退職までのことかな (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/09/04 09:46:30 PM
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