テーマ:☆詩を書きましょう☆(8464)
カテゴリ:詩
それぞれの鎮魂 南風一 大学時代の恩師の13回忌に出席して 恩師が遺稿集に手紙のやり取りの内容まで掲載して 親愛の情を示していたはずのゼミOG(東京在住)は墓参に参加しておらず 東京からは遠い片田舎のゼミOBに過ぎない私などは 恩師の遺稿集には全然出てこないけれど 恩師の13回忌に出席している 恩師の13回忌に出席するとかしないとかの問題ではない 恩師を偲ぶ方法はいろいろあろうから ことさら13回忌に出席するOGやOBの方が出席しないOGやOBより 恩師に対する感謝の度合いが少ないということでもない しかし恩師の13回忌に出席して 娘さん夫婦から恩師や奥さんの生前のお話をいろいろお聞きするのは 恩師や奥さんの人生後半の生きざまが良く分かって なかなか手紙や賀状だけのやり取りだけでは分からなかったことも 知ることができる 「去りて、なお恩師の考えや生きざまがより一層理解できた」という副産物もある 何が正解ということでもないが 恩師を偲びたいという内心の発露はそうそう形式を選ぶものではないだろう 恩師は遺稿集で手紙のやり取りの内容まで掲載したOGの不参加を 一体どんな心持で眺めたことだろう? (もし空から恩師がゼミOGやOBが武蔵野の霊園に集まった姿を 見下ろすことができたとした仮定に過ぎない話だが・・・) 数学という学問は、定理や公理という仮定の上に成り立つ学問体系であるということから して、果たして彼女は数学を真に理解していたといえるのかどうか 甚だ疑問に感じざるを得ない 恩師が亡くなったからといって恩師に対する感謝の念が消えるわけでもなかろう (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/10/07 10:08:43 PM
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