テーマ:☆詩を書きましょう☆(8464)
カテゴリ:詩
金木犀の秋に 南風一 日が急いで沈んでいく季節になって 午後6時過ぎに自宅に着く頃には 辺りはすっかり暗い 暗闇の涼しい空気に乗って ほんのり金木犀の香りが漂ってくる 幼い頃の運動会の思い出や 秋晴れの下、祖父母や叔父叔母、近所のおじさんやおばさん 友だちたちの弾けるような笑顔が何とはなしに脳裏を横切っていく 今年の10月は昨年以前の10月と何の変哲もない31日の1か月に過ぎないけれど 今年の10月はそれまでの10月とは決定的に異なっている 確かにそう感じる 私のサラリーマン生活は残り6か月を切って 来年4月にはウィークデイの出勤から解放される それは同時にサラリーを貰って人生経験を積めたり 同僚女性と無償で触れ合うことができるという貴重な副産物の喪失をも 意味する 今年の10月も昨年以前の10月と何ら変わりがない1か月に過ぎないのに 今年の10月の一日一日は、なぜこんなに違っているのだろうか? 確かにそう感じる (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024/10/17 09:20:38 PM
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