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カテゴリ:出来事
昨夜仏間に何気なく入ったらダイヤモンド読本なる古ぼけた小冊子が机の上に載っているのを発見した。
写真で見ても分かるぐらいの古ぼけよう。しかし、しょうがない。なんたって昭和39年11月1日の発行だもんな。 でも、見れば見るほど不思議感じがするのは私だけか?
一体全体どこからこんな小冊子が出て来たのかは謎なのだが、この小冊子栗山法明さんというお坊さんが、自費で出版し、毎月5万冊以上作成し、なんと無償で一般の人に配っていたそうだ。そう文中に書いてあった。 しかも、私がもっとびっくりしたのは、一番最後の見開きページに発行者の名前や発行年月日とともに人生案内と太字で書いてあり、人生百般無料でご相談に応じていますからご遠慮なくお越しください(栗山法明在宅)とあったことだ。 人生相談なんてしかるべきところに行くと、お金をお支払いするのが当たり前だと思っていたが、このお坊さんはものすごく太っ腹で、かなりの男前だと思われる。 なんだか私はワクワクしてきて、昭和の香りがぷんぷんするまだ私が生まれる前に配られたであろうこの冊子を読んでみることにした。 今回のテーマは「病気の真相」だそうで、どうやら毎回違ったテーマで冊子は作られていたらしい。 読み進んでいくと、そこには病気と生き方の因果関係が書かれており興味をそそる。 いくつか例が挙げられていたので抜粋してみる。 水虫・・・水虫で困っている人をよく見かけます。ナイロンの靴下がいけないとか、靴をはくからかかるとか、いろいろな理屈をつけていますが、真因はそんな表面的なものではなく、もっと内面に潜むものです。職場を嫌って不測満足で働いているとか、いつも同じ道を往復することにあきがきて、ああ、また出かけなければならないのかと喜びを忘れた場合に多いのです。しかし、これも今はこれで良いのだと喜びに変えて立ち働くのなら必ず治ります。 ナイロンの靴下ですか。。。。最近では、トンと見ないですね。そういえば父の日にナイロンの靴下を買ってしまい、母親に怒られた記憶があります。 次っ! 脚気・・・白米の飯を食べるからいけないのだと言いますが、日本人なら誰でも米を食べてますけどなる人とならない人とあります。それは日々の仕事を喜ばず怒って働いた人が、働きを嫌った事によって麦飯しか食べる資格がなくなる姿なのです。脚気になったら郷土の土を踏むと治ると言われますが、確かにその通りでしょう。故郷へ帰ればお客様として遊んでいて楽が出来、いやな働きしなくてもすみますから、不足を言わなくなって治るのです。 脚気ですか。現代ではあまり聞かない病名ですが、これも時代ですね。麦飯っていうのも時代を感じますね。確かにビタミンBが不足して起こる病気ですもんね。 さぁ、この次あたりからだんだん突っ込めなくなってきましたよ。 頭痛・・・ある奥さんは年中頭痛で悩んでいましたが、いつの間にやら治ってしまいました。実は頭痛は、目上の人に逆らって不足ばかり思うときになるのですが、その奥さんはご主人を亡くして不足に思う対象が無くなったので、知らぬ間に治ったのです。 中風・・・中風は医者にかかってもなかなか良くならない病気ですが、この様になる人は欲が深くて少しでも自分の損になる事があれば非常に腹を立てますし、自分が言い出したことは絶対に後へは引かない根性を持っていて、出すことは上手に逃げてしまう、施し心のない人に多いものです。見るものすべてに不足を抱いてますから、天からそれ以上罪を重ねないように身動きの出来ないからだにされて、よく反省せよと教えられるのです。今後は自分の欲ばかり考えないで皆さんに喜んでもらいますとお誓いを立て、けちんぼ根性をたたきなおせば治ります。 便秘・・・施し心の無い人は便秘がちになりますから注意しなければなりません。出すには出しても惜しんで出している人なのです。 耳が遠い・・・人の言を受け付けない我の強い人は、耳が遠くなってしまいます。人の言葉を聞かぬならあっても効果がないから耳を取ると天から教えられているのです。 私も気をつけないと、耳が遠くなっちゃうかも。。。。。。 難産・・・妊娠した時にまだ早いから生みたくないなどと考えていると出産はただちに難産となります。腹の中の子に出るなと言ったのですから、二日も三日も生まれそうでなかなか生まれずに苦しまねばなりません。 肝臓・・・金銭的に足らん足らんと思っていると肝臓をやられます。してみると金が欲しくて血液を売る人などは当然肝臓をいためているはずですから、この血を大量に輸血されますと肝臓炎を起こしてしまうのです。 この時代お金のために血液を売るような人がいたんですかね。ちょっと怖いですね。 人間は幸福になるために生まれて来ているのに、その役目を全うしようともせず、愚痴、不平不満不足感を持つ事が病気や災難を作り出すのです。 以上 まぁ、全部が全部のケースで当てはまるとは私も思わないのだけど、あながち外れてもいないのかなと思いました。 今この時代でスピリチュアルな事がずいぶんと理解されて来て、感情と病気の因果関係をしるした書籍などが最近増えて来ていますが、今から42年も前にこんなことが書かれてある冊子が配布されていたなんて驚きでした。 今も昔も、人間は自分が思うようになるみたいです。病気も結局は本人が選んだ結果なっているようです。 毎日感謝で生きたいなぁと改めて気づかせてもらいました。 そういえば、昨日勉強してきたEFTも身体の随所に溜まった古い考えや、感情をタッピングでたたき出す手法だった。 こんな風に興味を持ったり、学んだりすると、それに関連した物事が本当に面白いように自分の元に吸い寄せられてきたりするので、それが面白いですね。
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最終更新日
2006年11月29日 16時38分08秒
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