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カテゴリ:心理学関係
今日の広島は一日中雨でした。 こういう雨の日の福助さんは、一日中クスリとも言わず、ずっと犬小屋の中でじーっとしています。まだ血気盛んな青年の時代は、玄関の戸がガチャリという度に、元気良く出てきては、「遊んで♪」とボールを咥えて尻尾を振っていましたが、歳を重ねてすっかり落ち着いた今では、こういう雨の日は寝る日と決めているのか、そばまで近寄って呼んでも呼んでも絶対出てきません。 今日も、そういうことを分かっていながら、わざわざ傘を差して福助さんの所に行き、 「福ちゃ~ん」 呼んでみるけど、眠そうな顔をこちらに向けるだけで、出てきません。 分かっては居るけど、呼び出して、触りたい。可愛がりたい。←飼い主の一方的な欲求。 お・や・つ
この3文字を出せば、出てきてくれるのが分かっていますが、なんか使いたくありません。 そこで、私は考えました。 「福ちゃ~ん、ヨシヨシしてあげるから出ておいで。」 福は相変わらず寝すぎで腫れぼったくなった目をしょぼしょぼさせてこちらを見ていますが、基本無視。 「福ちゃ~ん、なでなで♪してあげるから出ておいで。」 こちらも、無視。もはや、当然です。 そこで、 「福ちゃ~ん、抱っこしてあげるから出ておいで。」 なんとなく、言ってみたら、 なんと!急にのそっと立ち上がり、出てきました。 っていうか、抱っこなんてとっくの昔に出来なくなっているんですけどね^^; デカ過ぎて(汗) 本気で乗ってこられると、私の骨が折れるかもしれません。 福助が抱っこの意味を理解していたのかどうかは謎ですが、面白いなぁと思いました。 3月のチャックスペザーノ博士のナイトライトニューズレターにもあったように、孤児の猿の赤ちゃんにミルクか抱っこの選択をさせると必ず抱っこを選択するとあったように、「愛されたい」という根源的なニーズは人間だけではなく、猿にもあり、犬にもあるのだなぁと妙に納得した次第です。 あ、このナイトライトニューズレター。3月も終わろうかという今になって読み返してみると、あまりにもバッチリはまり過ぎてて、自分でも驚きました。チャック先生はいつもどこからこのメッセージを受け取っているのでしょう?本当に不思議です。 話は戻りますが、福助は、生後6ヶ月ぐらいですでに今ぐらいの体の大きさになってしまったのだけど、最初の頃は、体はでかくても赤ちゃんだけに、自分の意識と体の大きさがつながらなかったようで、そのでかい体でよく私のひざの上に乗ろうとしてきました。(でもことごとく失敗!)今でも赤ちゃんの頃の抱っこの記憶が彼の中にあるのかもしれません。 ところで、夢を叶えるゾウのお話。 面白すぎて、笑いながらアッという間に読破してしまいました。只今2回目を読んでいます。 で、とにかく笑えるし、ちょっぴり泣けたりするのだけど、その中で大きく私の印象に残った内容で、「期待は感情の借金」というフレーズを今回取り上げて皆様にシェアしてみたいと思います。 ガネーシャいわく「期待」とは、 「まだ、何も苦労してへんのに、成功するかもしれへん『高揚感』を前借して気持ちようなってもうてんねや。でもそのうちそんな簡単に成功でけへんいう現実にぶちあたる。そんとき、『先に気分良くなってたんやから、その分返してもらいましょ』って返済を迫られて、凹むことになるわな。これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなっていく」 「そうやって人は夢を失くしていくんやで」 「期待してる限り、現実を変える力は持てへんのやで。」 以上、本文からの抜粋 期待とは、心理学で言うところ、自分自身と他者に対してもストレスとプレッシャーを与える要求だと言われています。 そして、期待は「補償行為」となるので、その性質からして受け取る心を閉ざしてしまいます。 「こうでなければ」「こうなるべき」「こうなる必要がある」「こうなるはずだ」などの言葉が最近多いなぁと心当たりがあるのなら、それは「期待」の罠にはまっているのかもしれません。 「期待」することが悪いことだとは思いませんが、期待するだけでは、現実は変わっていかないということなのですね。 「人間が変われるのは、立って何かをした時だけや」 ガネーシャがおっしゃるとおり、自分で行動して経験した時だけ人は変わっていけるのかもしれません。 もしも、自分が「期待」に満ちているなぁと感じることがあるとすれば、「期待」を「目標」に変えていく必要があります。 こうなるべきだ。 を こうしたい。 こうしよう。 に変更すると、ストレスから自由になれます。 例えば、 私は彼からたくさん愛されるべき存在だ。 という期待があるとすれば、 その期待を 私は彼からたくさん愛される存在でいられるよう努力しよう。 私も彼を愛してあげよう。 という目標に書き換えることができますね。このように書き換えると、愛してくれない彼を責める必要も、愛されない私に価値がないという思い込みも姿を消し、楽な感じが生まれてきます。 期待を目標に書き換える経験が出来た時に、人は変化していけるのかもしれませんね♪ 私も気付くと、期待の罠に引っかかりまくりです。 だからこそ、ガネーシャの「期待は感情の借金だ」の言葉に思わず反応してしまったのだと思います。 期待と希望。 似ているようで、違います。 うーーーーーん、、、、、奥が深いです。
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最終更新日
2008年03月30日 20時57分02秒
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