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テーマ:愛犬のいる生活(77278)
カテゴリ:家族
車に乗って行く。 という嬉しさで有頂天になった福助は、 ノリノリ♪で車に乗り込んで、 病院へ GO!GO! した訳だが、 真っ赤になった左目がとっても痛々しい。 後部座席に乗せていたのだけど、運転中のみなりっちに少しでもひっつこうと、運転席と助手席の間から顔を出し、私の左腕に顔をピタッと寄せてくる。 よしよし。 いい子にしててね。 どれだけノリノリで車に乗り込んでも、病院の近くまで来た時には、テンションが下がるはず(ついでに車内の空気も下げる)福助なのに、このときは、異常なまでにテンションが高かった。 車から降りて、病院の入り口に向かう時も、足取りは軽やかで、尻尾もピンと立っていて、 ノッリノリ♪ 大嫌いな病院なのよ? いいのか?福助? もしかして?本当は心の底から病院に行って治療してもらいたかったのか? ちゃんと車に乗って病院へ行く。ということを理解できていたのだろうか? みなりっちのマインドはクエスチョンマークでいっぱいになっていた。 あと5歩で入り口の自動ドア。 GOALよ!GOAL!(祈るような気持ち) という所で、 フクの動きがピタッと止まってしまった。 やっぱり、ダメだったか。。。。。。。。。(ガックリ)
つーか、 病院だってことに今頃気付いたのかよ! 5歩手前で、忌まわしい記憶が蘇ってきたらしい。。。。。
そして、そこからは、伏せの状態で1ミリたりとも動かず・・・・。 大型犬なので、動かないとなったら本当に動かなくてというか、動かせなくて、こういう時が一番困るんです。 おやつで釣っても、 フンッ! って感じだし。 しょうがないので、 「じゃぁ、車に戻ろう」 って言った瞬間。 パッと勢い良く立ち上がったと思ったら、駐車場に向かって走り出した。 仕方ないので、また後部座席に福助を押し込んで、みなりっちだけ病院に向かう。 受付の看護師さんに、事情を話したところ、 「じゃぁ、私達で迎えに行きましょう」 と言ってくださり、 二人の可愛らしい看護師さんが、表に出てきてくれて、駐車場まで迎えに来てくれました。 車から降りた福助は、意地でも歩こうとせず、またもや路上に伏せの状態で石になっています。 すると、 まだ20代前半といったところの二人のうら若き乙女達は、 「私達が、前と後ろで抱え上げて行きますね」 と言ったと思ったら、 せぇの! と掛け声をかけて福助を抱え上げ、入り口に向かって歩きだした。 前足と後ろ足をそれぞれが持ち、重たいのに、しかも小雨が降る中、すんません。。。。 という気持ちでいっぱいだったのだが、 前と後ろで抱え上げられている姿が、あまりにも面白くて。。。。。。。 ごめんなさい。 みなりっち
大爆笑
その時の私の頭の中では、
えーさえーさえさほいさっさ♪おさるのかごやはほいさっさ♪
童謡がぐるんぐるんリピートされていて、、、、
あ~~~~、動画撮りてぇ、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
二人のお嬢さんたちには、本当に申し訳ないのだけど、あまりのマヌケな福助の姿に腹を抱えるほど笑ってしまったのだ。 福助は、とっても情けない顔をしていて、 世の中には、こんな手があったのか。 と心底降参したようだった。
さて、おさるのかごや状態で、入り口まで到着すると、 先生自らが、渋~~ぃ顔でお出迎え。 先生まで、出て来てくださって、ほんと、すんません。。。。。。 ちょうど、雨だったので、患蓄がいなかったようで、すぐに診てくださった。 フクの目を診察して、先生いわく、 「これだけ赤かったら、相当痛いはずだよ。」 とのこと。 お宅の犬は我慢強いから、そんなに吠えなかったと思うけど、神経質な犬なら一日中吠えているところだよ。と言われた。 フクは、全く吠えなかったので、よっぽど我慢していたのだろうな。 目薬を2種類と飲み薬をもらい、帰る時に、先生は、一言。
「今度は、あなただけ来なさい」
薬だけ出してあげるから、無理に連れてくる必要はない(手がかかるから)ということらしい。 先生と看護師さんにお礼を言い、駐車場まで来ると、フクは、何気に回り始めた。 そして、雨の中
大量のウンコを落としてくれた。
しかも、3箇所に分けて(涙)
おいおい、、、、、どんだけするねん。。。。。。。
拾う方の身にもなってみろ。 袋の口が閉まらないのではないかと心配するほどの量で、今までこんなに大量のウンコをわたしゃ、見たことないぞ。 雨で流れてしまって、収集が付かなくなる前にすべてを拾い上げた時、フクは満足そうな顔で車に乗り込んでいた。 その後、家に帰り着き、散歩に誘ってみたら、とっても張り切っていて、行く♪と言うので、雨もやんだことだし、連れ出してみた。 よっぽど、病院でもらった薬がよく効いて気分も良くなったのか、ものすごく元気になり、それから3時間コースの散歩に付き合わされたのだ。 もうね、家に帰らせてくれないの。 情けないことに、犬に向かい、 「もう、帰ろうよぉ~。」 と何度言ったことか。 幼い頃に、母の友人宅によく付いて行っていたのだが、その家の事を私は嫌いで、とにかく母に、もう帰ろう、帰りたいとよくグズグズ言っていた。余談だが、大人になり、その家のご主人が自殺していたことを聞き、あの空気がグレーの家では、過去にそういう事があったのかと妙に納得したものだった。あの頃の私には空気の色が見えていたのだなと思う。 「もう、帰ろう」と懇願したのは、あの頃以来だ。
情けない。
父ももう、高齢なので、福助の散歩に十分付き合ってやれない一方で、みなりっちならまだ体力がある上に、自分の好きに出来るところもあると学習してしまったのか、一度散歩に出ると本当に長いのだ。 そして、今日も山の上の上の方。 民家もなくなり、ため池付近の山道とか、お墓しかないとか、そんなところまで歩かされた。 勘弁してくれ~~~。
福助には、福助の壮大なマーキング計画があるようだ。
おいおい福助翁、こんなところまで来ているのか
あの辺の飼い犬たちもビックリしていることだろう。
ところで、福助の結膜炎だが、 薬をもらいに行くのをやめて、豊富温泉から送ってもらった温泉水を左目に入れてやるようになって、充血がほとんどなくなった。 不思議なんだけど、温泉水を入れてやると、充血が入れた瞬間に引くんだよねぇ。 いいのか、悪いのか分からないけど、今のところ不具合はないようです。 ちなみに、上下関係をはっきりさせる為に、お座りの状態で私が上から乗り、マウンティング状態で点眼してやっている。 しかし、犬の結膜炎は、放っておくと、爪で眼球に傷をつけてそこから失明することがあるそうなので、心当たりのある飼い主さんは、まずは病院に連れていって、医師の診察を受けてくださいね。 敷地内では、みなりっちに従順だった福助の仮面も剥がれてしまったが、主従関係の再構築はこれからだろう。 考える犬←今、めっちゃ、はまってます の文ちゃんの気持ちにやけに共感できるみなりっちなのでした。 ちなみに、なりたい女性像は、文ちゃんの奥さんのさゆりちゃんです。 さゆりすと@みなりっちでした。 終わり
おさるのかごや♪@福助
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最終更新日
2009年11月20日 23時36分47秒
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