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テーマ:愛犬のいる生活(76743)
カテゴリ:家族
フクちゃんが死んだ。 フクは、うちの大事な大事な可愛い犬だった。 最期を看取る時は、本当に辛くて、今でも思い出しては、毎日泣いてしまう。 お蔭で、泣いてなくても、私は、泣き顔になってしまった。
最近、流行ってるからいいじゃないか。
それは、困り顔だよ!!!
そう、泣き顔でも困り顔でもなく、私は笑顔になりたいのに、まだ少し時間がかかりそうだ。 天国に逝って、まだ1ヵ月経ってないんだもんな。いいよね?泣いたって。
フクは、1998年4月15日生まれの元気な雄犬だった。 岡山県に新見市というところがあり、そこで生まれたゴールデンレトリバーで9匹兄弟のうち4匹が雄で、私と当時付き合っていたボーイフレンドが見に行った時は、すでに雄が1匹売れていた。 雄を希望していたので、3匹を子犬のいる囲いの中から出してもらい、どの子がいいかな~。と選んでいたのだけど、どの子も足が太くて、しっかりとした子犬で、好奇心旺盛で、可愛かった。 犬を飼っているそのお宅は、山の中にあった。本当に山の中で、ご主人と奥さんと1歳ぐらいの赤ちゃんがいるおうちで、子犬もたくさんいて、にぎやかだった。 3匹の子犬は、しばらく私たちの周りをぐるぐるしていた。彼の靴ひもを噛んでる子もいれば、いろいろで、そのうち1匹は、そのお宅の法面の方向ばかりに行き、短い足で踏み外しては、下にコロコロと落ちる。ということを繰り返していた。そして、落っこちる度に、その家のご主人が拾いに行くのだけど、しばらくするとそこまで歩いていき、また落ちる。 私たちに興味があるのかないのか、よく分からない。変な犬。 と思っていたら、なかなか決められない私に向かって、彼が、 おい、あの落っこちるばっかりの犬にきめたら? と言ったのだった。 私は、その当時は、ものすごく慎重に物事を決めたり、選んだりしていたので、何を決めるにも時間がかかった。彼は、いい加減、飽き飽きしていたのだろうと思う。 で、けっきょくどの子も同じぐらい元気だったので、その落っこちるばっかりの子犬を頂くことにした。 それが、福助との出会いだった。 私は、名前を福助にすると決めていたので、子犬と一緒に彼と車に乗り込んだ途端に、嬉しくて、 福ちゃん と呼びかけた。 そしたら、運転している彼が、びっくりして、引いていた。(先に言ってなかったからね) で、肝心のフクは、 知らん顔 だった。 あの時は、これから共に過ごす楽しい時間の事しか考えられなかった。 そりゃ、そうだよな。 だから、育てもできるし、家族になれるんだ。
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最終更新日
2012年02月04日 22時06分20秒
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