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カテゴリ:家族
フクの闘病中、私は泣いてばかりいた。 病院の先生は、決してあきらめなかったし、とても希望を持たせてくれた。でも、潜在意識のどこかで、もうダメなんだと分かっていたのか、どうやっても涙が止まらないのだ。 でも、いいこともあった。 それは、多くの方に祈ってもらえたこと。 情けないことに、福助がそうなってからというもの、私自身が中心から外れてしまい、ヒーリングが出来なくなってしまった。 シータヒーリングの無条件の愛は、とてもパワフルで優しく、闘病している人や手術中の方に送ってあげると、寿命じゃない限り、たいていはうまくいく。 無条件の愛をその方の最高最善を祈りながら、送ると癌が消えたりするのだ。 つい、この間も知人のご親戚の方に卵巣がんが見つかり、20名で祈りのエネルギーを送ってあげたら、次の検査で癌が消えていて、医者がすごく驚いていたという報告を受けた。 そういう事が普通に起きたりするので、フクに無条件の愛を送って欲しいと、シータができる友人知人数名に声をかけた。 そのうちの一人は、アナトミーのクラスで一緒になっただけで、ほとんどお付き合いも無かったのだけど、たまたまその方が、NewYearでメールをくれていて、1年ぐらい前にその方の叔父さんが手術されると聞き、無条件の愛を送らせてもらったご縁で、お願いしてみたら、快くOKくれたばかりか、なんと彼女は、300名のシータプラクティショナーのメールリストを持っており、300名にお願いしてみてあげると言ってくれたのだった。 超びっくりした。 で、何日か続けて朝夕とグループヒーリングしてくださり、そのメールがまた別の誰かに転送され、その別の誰かがたまたま、シータインストラクターで、たまたまアナトミー開催中だったりで、受講生の方にもお祈りしてもらう事ができたりした。 そして、私がお願いした他の友人たちも、自分の友人知人でシータができる人に声をかけてくれて、まるでフクを通して祈りの輪がどんどん広がっていくようだった。 たかだか犬っころの事なのに、こんなに多くの人が祈ってくれる。 奇跡だと思った。 そして、同時に全く知らない他人様からの無条件の愛を本当に条件なしで、受け取る。 という経験を私も初めてさせて頂いた。 私は、自分も何かを差し出さなければ、受け取ることなんてできないと強く思い込んでいたのだけど、差し出すと受け取りやすくなるだけで、本当は無条件に受け取っていいんだ。ということをこの経験により、学ぶことができた。そして、無条件に差し出される愛ほど尊いものは無いのだということも知った。 福助は今思うと、やっぱり寿命だったのかもしれない。と思うのだけど、あれだけ祈ってもらったのに、残念ながら助からなった。 いつも、フクの周りには、みんなの祈りのお蔭で天使がいた。 私も見たし、エネルギーを送ってくれていた何人かも目撃している。 フクは、死んですぐに、上に上がり、成仏したそうだ。 たぶん、創造の源から派遣されてきた数体の天使がすぐに上に連れて上がってくれたのだろう。 だから、全く姿を見せない。 夢には出てくるけど、いつも脇役で出てくるだけで、夢の中で触れることもない。 創造主にアクセスしている時に頼めば、フクの姿を私は、見ることができる。そして話をすることも実はできる。 フクは、一度成仏した後、今は我が家の守護動物というか守護天使という形を取り、私たち家族を守ってくれているのだそうだ。 そして、実は、今回自分が死んだのも家族を災厄から守る為だったのだそうだ。 これは、私が直接フクから聞いたのもあるし、その前にある方に観てもらった時に言われたことだ。 この話は、また今度しようと思う。 でも、やっぱり魂レベルでは、納得できても、3次元の今、肉体を持つ身の私には、まだまだ諦めきれなかったり、悲しみと寂しさに耐えられなかったりするのだ。 仕方ない。 私は、人間なのだから。
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最終更新日
2012年02月08日 01時47分49秒
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