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テーマ:愛犬のいる生活(76763)
カテゴリ:家族
フクを亡くした後は、本当に苦しかった。 後悔や自責は、何も受け取れなくさせるので、手放しましょう。 よく、私がお客さんやクライアントさんに言う言葉だ。 自分でもわかっているけど、もうどうしていいのかその時は、わからなかった。 フクを荼毘にふした翌日に、私はたまたまあるヒーラーさんのセッションを予約していた。 この方は、未来以外なんでも見える方で、本当は未来も見えてるんだろうけど、未来は本人の選択で変わるから、言わないだけなのだろうと思う。私がとても尊敬しているヒーラーさんの一人で、すごく予約が取りにくい方だ。この方は、なんでも見れるし、なんでもできるので、フクがまだ生きていたら、本気で治してもらおうと思っていたのだけど、ちゃんとフクが逝ってしまう日の朝に、 みなりっちさん、ごめんね。私に福ちゃんは治せないの。 と夢にその方が出てきて、おっしゃったので、あの人にもできないことはあるんだな~。とぼんやり思っていた。結果、もうセッションの日にはフクがこの世にいなかったので、治せないって、こういう事だったんだなと後で思った。 本当は、仕事の事やパートナーシップの事など、扱ってもらいたいテーマはたくさんあった。 でも、こんな状態なので、最近「死」に関する事が続いていること、その中でフクも死んでしまったこと。などを話した。 その時の私が感じていたのは、なんだか急に死というプロセスに巻き込まれて、気が付けば、今こんなに苦しくて悲しい。なんで?この一連の出来事を経験している意味が知りたかったので、そこを見てもらうことにした。 で、わかったこと。 それは、なんと 呪詛 だったのだ。 我が家に向けられた呪詛。 イノシシの肉に込められた呪詛を福助が全部引き受けてくれたのだそうだ。 もう2週間も前の話なのに、我が家はいまだイノシシの臭いが取れなくて、苦労していた。窓を全開にして空気の入れ替えをしても、臭うのだ。 まだまだ、禍々しいエネルギーが家中を覆い、私のオーラにも付着していた。 これだけ、大きな呪詛の影響を受けたのに、家族が無事なのは、奇跡的な事だということだった。 肉を持ってきた人物は、表層意識は善意だが、間違いなく、この家が倒れればいいのに。という意図をしていたのが見えるとのこと。そして、イノシシを笑いながら倒したので、イノシシの怒りがこの肉にもたくさん入り込んでいたとのこと。 このヒーラーさんは、クライアントの例えほとんど付き合いのない知人であっても、絶対に悪く言う人ではありません。だから、ものすごく気を使って、一言一言を大事に伝えてくれた。本当に見えているものを、正直に慎重に伝えるという感じだった。 この人物は、年に1度うちに来るか来ないかで、ほとんど付き合いもしていないのだけど、昨年の10月頃より、月に1度か2度続けて2か月ほど電話があり、 景色の良いところを見つけたから、遊びにいこう と父を誘っていたらしい。 母は、滅多に電話して来ない人がこんなに頻繁にかけてくるなんて、なんかおかしいと異様な感じを受けていて、父が行くのを止めたということだった。 うちは、なにもこの人物に恨まれるような事はしていない。 どうも、この人のDNA的なもので、常に誰かを妬み、気に入らなければ、動物を使い呪詛をかけて潰す。ということを、ずっとしてきているということだった。そして、この人物の後ろには、非常にネガティブな存在が憑いていて、手助けしているとのことだった。 傍目で、うちが幸せそうに見えたのだろう。 うちが狙われたからには、うちにも何かそのような者を受け入れてしまう、原因があるはずなので、そこを見てもらった。 時は、600年前に遡る。 その男の家系は、呪詛を扱う家系だったのだそうだ。 依頼があれば、動物を使って呪詛をかけて、敵を倒す。 昔は、警察も無ければ、法律がしっかりと決まっていた訳でもない。だから自分たちの身を守る為に、呪詛だったり、黒魔術だったり、そういう事をやる人や家というのが普通に存在する時代だった。 その男の家は、忌み嫌われていた。みんな困ったことがあると、頼るのだけど、それ以外は、表面でいい顔をしながら、とても怖れていて、影では、あの家は獣臭いだとか、悪口を言っていた。 うちのご先祖も、その男の家にけっこうお世話になりながら、その家を尊重せず、無礼なことをたくさんしていたようだ。 男の家では、怒り、嫉妬、恨みなどという、ネガティブで深いどろどろとした感情感覚が、祖先から受け継がれていった。自分たちは、呪詛を使いみんなを守ったのに、みんなは自分たちをバカにした。だから、邪魔してやる。潰してやる。という遺伝的思考が、どんどん受け継がれ、受け継がれれば受け継がれるほど大きく育っていった。 一方、その家を尊重しなかった私の祖先側では、実は自分たちが、酷いことをしているのをわかっていた。助けてもらった事もあるのに、陰で悪口を言ったり仲間外れにしたことに、罪悪感を感じていた。なので、あの家の者が何か自分たちに仕掛けてきたとしても、仕方がない。受けるしかない。という遺伝的思考がどんどんと受け継がれてしまった。 イノシシの肉が来た時、 激しい拒否反応を示したのは、母だけだった。 母には、受けなければならない。という遺伝的思考が無かったからだ。 呪詛の家のご先祖は、激しい怒りを持っていた。絶対に許さないって感じだった。 そのご先祖たちを光に還してもらった。 これで、双方の家に脈々と受け継がれてきた深い因縁は、綺麗になった。 私たちは、全くと言っていいほど、深い部分で、こんな条約や誓約、契約を結んでいたことに気づいてなかった。ご先祖から受け継いでいるものって、とてつもなく深くて、また簡単に気づいたりできなかったりする。 なので、今までもエネルギー的にずいぶんと足を引っ張られてきていたようだ。 もう、それらのネガティブな縛りは、無くなったので、すごく自由になったのだ。 そして、私たちの一族だけではなくて、その男の家もこの縛りから解放されたのだ。 そして、今後呪詛を誰もかけられる事は無いだろう。 そこに関しては、みんなが自由になれたのだという、喜びみたいなものもあった。 福助は、すでに上に上がり成仏し、今は守護動物のような形をとり、私たちのそばで、ずっと守ってくれているのだそうだ。 家族を心配していて、みんなを守れてよかったと言っていたそうだ。 自分はエネルギー体になって、みんなを守るけど、やっぱり肉体を持った存在はパワフルだから、できたら、また犬を迎え入れて欲しい。 そして、 フクの事を忘れないで としきりに言っていたそうだ。 生きていたころは、私がよそのわんこを撫でたりしていると、横でヤキモチ焼いて大変だった福助が、そんな事言っているのにも、びっくりしたし、福助に言わせると、肉体があると煩悩だらけだからね~と言うことだったけど、一旦成仏して魂だけになると崇高なんだな~と驚いた。そして、「忘れないで」という言葉に、涙が止まらなかった。 福助は、その男が来た時に、「自分が守る」と決めたのだそうだ。だから、イノシシの肉を食べなくても、先はあまり長くはなかったということだった。 それを聞いて、少し気持ちが楽になった。 そもそも、この日のセッションは、間違いからたまたま取れてしまったという、すごいタイミングでの予約だったから、ここで解放するようになっていたのだろう。 家系ごと縛り付けていた大きな物が解除された、記念すべき日だったかもしれないけど、その後、イノシシを持ってきた人物に対してのぶつけようのない怒りに、しばらくは苦しんだ。DNAがさせた事だというのは、わかっている。でも、悔しかったし、高い次元とつながっている時は、すんなり理解できても、この3次元のモードになると、ダメだった。
※ヒーラーの方に対するお問い合わせには、対応することができません。よろしくお願いします。
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最終更新日
2012年02月11日 03時17分46秒
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