「JEALOUSY(4/28M)」 ~東山リーダーはツボでした(続)
「club seven 2」にも「ダウンタウンフォーリーズ 3」にも、「JEALOUSY」が負けなかったもの。それは若さ。ドラマ「anego」でヒロインの篠原涼子が「若さにクラッとくるなんて・・オバサンの証拠だ。」と内心つぶやくシーンがあったけど、この作品を観ていて「あ~アタシもだよ・・・」と思い当たってしまった・・・。「大人のためのエンターテイメント」という基準では前2作品にはかなわない。ただ、それを割り引いてもおツリがくるよ!と思えたのは、東山リーダーのリーダーっぷりと、はじけっぷりを十分楽しめたこと。オープニング直後、第九をアレンジした曲がかかる。リーダーは、テンション高い!!これだけ踊れれば、ほんっっと楽しいだろうな~。全身で音楽をが-っっと発信してる感じ!!でも、本日はまだ2日目で、最初の方は他のメンバーはちょっと緊張気味。そこを、リーダーがダンスしながら、メンバーに笑いかけたり、アイコンタクトしたりしてまとめて引っ張って行っていく。くゥ~~!!ツボツボ!!私は彼のダンスを観ると、「ターミネーター2」で出てきた「流体金属」みたいな素材を思いだす。つややかで滑らかなんだけど、瞬時にシャキーン!と硬質になる感じ。そして、二幕に入るとリーダーは「電車男(クレジット「もけけや本舗 番頭さま」)」に。チノパンにストライプシャツっていう、トラッドのださださ衣装。ぼさぼさ髪に、セルフレーム系のメガネ。で、このメガネが演技の度にズレて、ジャイアンにやられたのび太みたいな顔になるの。義くんってアイラインでころっと表情が変化するな~とは思ってたけど、ズレたメガネっていうのもね・・反則だわ。「ひがしやまよしひさで-す」って「自己紹介」をするときも、オーラゼロ。あ~、こういう変身は大好きだ~!!小寺さんの「エルメス」さんにラーメン屋で出会ってにこっっとされると、マリウスみたいに天使の矢がハートに刺さって、スローでバック転みたいな技をご披露。・・笑えるんだけどかっこいい~~!!すご~い!!ここは他のメンバーも楽しんで演じていて、会場も笑いがとまらない。SHUNさんと新吾くんのレトロな前掛けも、ふたりの動きもツボ。小寺さんの女装も「イタクしないからっっ!」っていうセリフもキュート。最後にカテコで、両手を固く握って会場に感謝の気持ちを伝える姿も印象的でした。平日マチネということもあって、会場はマダム度が高く、「立派になったわね~」「成長したわ~」というお声があちこちから聞こえてきました。よかったね、リーダー。・・・って、本日は東山リーダーのことでおしまいです♪