DVD【ガタカ】
ジュード・ロウご出演作なので、ずっと気になっていましたでも、主演のイーサン・ホークにはあまり興味が持てず(ごめんなさい)、遺伝子操作のSFモノというだけでは、なんだか・・・。あまり大賞にも恵まれていないみたいだし・・・ということで、そのまま未見になってました。しかしDDのKYOHEIさんのHPで【これを観てジュードロウが好きになった】と書いてあったので、借りてきました。あ~~~!!KYOHEIくん!感謝!感謝!きっかけを作ってくれて、ありがとうと言いたい!出演はイーサン・ホーク、ジュード・ロウ、ユマ・サーマンそれぞれが演じるのは、今の時代なら普通のヒト、精巧に作られたヒト、ひとつだけ欠点があるヒトこの三人の人間関係と生き方を描いた話なんだけどセットとかストーリー展開もこだわるところはこだわり、でも淡々と大げさすぎず・・・いい~~~っ!!二回見ちゃいました特に海とか波の使い方や、階段の出し方が好き。兄弟が何回か泳ぐシーンは好きだったし、アイリーンとのラブシーンも・・・・ガタカの中は羽田の飛行場みたいな長いエスカレーターで二人の住まいは螺旋階段なの。ここをジュードが登っていくシーンは、かなり残るな~音楽はマイケル・ナイマン。渋いっ!三人とも役にぴったりハマッててイーサン・ホークは、【IN-VALID】の情けなくって卑屈なヤツが、必死になって変わっていって、最後にふわ~んとした表情になる。うまかった。ユマ・サーマンは、男性二人の中間の存在っていうのをしっかり出してたと思う。そしてそしてジュード・ロウ。最初に出てくるシーンでもう(あ・・・・すっごい過去があるんでしょ)というのがわかる。ジュードご出演作は全部観たわけじゃないけど、私にはジゴロ・ジョーに匹敵するヒット。こういうSF的というか、無機質でクールな役でが好きだわ。屈折した感じがたまらない。最後は、最後は・・・・(クローサー)や(コールドマウンテン)とか、最近の出演作よりこっちの方が作品としても役としても好き・・・っていうのも複雑な気持ち。でも、当面、ジュード・ロウのイチオシはこれになりそうです・・・