【リア王】 彩の国シェイクスピアシリーズ 第19弾
リア王:平幹二朗コーディリア:内山理名 リーガン:とよた真帆 ゴネリル:銀粉蝶エドマンド:池内博之 エドガー:高橋洋 道化:山崎一グロスター伯爵:吉田鋼太郎 ケント伯爵:瑳川哲朗 高校生の一時期 真剣に思ったことがありました。『65歳になったら 絶対 自殺する!』と。歳をとるのがイヤ。衰えていくのはイヤ。周りに迷惑をかけても、それがわかんなくなるのはイヤ!と・・・ さすがに 今は そんなアホなことはおもわないですけど。しかし、そんな私に、 『嫌われようとなんだろうと 生きるところまで生きて 酸いも甘いもすべて味わい尽くして 死にたい』と 言ってのけたコがいて ・・・ すっかり忘れてたけど この『リア王』を見て 思い出しましたヒラミキ様の『老人力』老醜の恐怖、混乱、苛立ち、でも『耐えるのじゃぁぁぁ』突き抜けていく強さ最後のエドガーのセリフが よかったです松の背景 謡? ・・・能や歌舞伎のような演出もあったからか 悲劇ーーというより 無常、、、【過酷な現世という拷問台から】開放される王 道化的には「おじちゃんもさぁ がんばったじゃん コーディリアの仇も討てたし 歳の割りには たいしたもんだよ」意外に すっきりのところもあり。それにしても とよたリーガンはステキ。髪型のせいか美しいメドゥーサ池内エドマンド ぴったりーーぼーずアタマに毛皮だと 亀田某のようですが 下賤だけど 上を狙う健康的な生命力がギラっていて年増ねーさんを二人まとめて骨抜きにするのは ちょろいもんです気品ある高橋エドガー(うまいっ!)と いいバランスで会場で配られた『キャスト一覧』に横田栄司さんの名前があって ・・・えーーー 事前のチラシにはなかったのにうれしすぎるサプライズ チケットの価値が3割増になった感じふっ ふっ そりゃあもちろん素敵でしたよ休憩とカーテンコール入れて ほぼ4時間ぜーーんぜん長く感じない 満足 満足・・・しかし 2公演の日もあるなんて 平サンはじめ みなさん パワフル、、、