【RENT】
マーク:森山未来、ロジャー:K、コリンズ:米倉利紀、ミミ:Jennifferエンジェル:辛源、モーリーン:Mizrock、ベニー:白川侑二朗、ジョアンヌ:SHIHO安崎求 Eliana、Junear 彼方リキト 中村桃花 戸室政勝YOKO 高良舞子 田村雄一脚本・作詞・音楽:ジョナサン・ラーソン演出:エリカ・シュミット訳詩:吉元由美音楽監督:池上知嘉子振付:辻元知彦 衣装:ミシェル・フィリップスネタばれ注意 全く踊らないエンジェル。歌詞は聞き取りづらいところがあり、初見の人はついていけた日本語歌詞がびみょーなのも。「どうやって払~う」「尊厳なくして~」…かなり疑問。セット、演出、衣装、あれもこれも色々色々あります。¥12,000は高いかもしれない。でも、私は泣いたさ。去年の来日は涙ちょこっとぐらいだったけど、これはびーびー「日本版レントなんて・・・」と、タカをくくってた私をお詫びして訂正します。作品を大切にしつつも、チャレンジングな演出。新鮮なキャストからガンガン溢れるパワーオリジナルをなぞりすぎない。ミュージカル経験の豊富なキャスト・スタッフに頼りすぎない。それが大事なことだったような。AIDSを取り巻く環境が変わっても、2008年の日本でも、新しいRENTが作られる・・・これってスゴくないですか新鮮なパワーをがっつりもらったし観れてよかった。カンパニーの皆さんに心からありがとうを言いたいアンサンブルさんは『一人複数の役を演じきれるキャスト』ぐらい存在感おっきいし。失礼ながら全く期待してなかった、ミミ、モーリーン、ジョアンヌの女性陣がすごくかっこよかった。Jennifferミミ=神涙線全開ですあんなに踊っても寝ても歌が崩れないし。Mizrockモーリーン。『ぜっんぜん、聞こえないんですけどぉーー!』ごめんよーー『MOOOO!』絶叫しとくべきでした。アゴね、笑った。あーー、こういう女性キャストが活躍するようなミュージカルをまた観たいな。辛エンジェルはね、まだびっくりの方が大きい。ビジュアルは美しいし(おみ足がちょーキレイ)、歌もすてき。ただ、私としては、エンジェルは・・・・女性と男性、優しさと強さを50:50で備えてて、クリエイティブな才能をバリバリ発揮し、人生をエンジョイしてるキャラ。だけど、辛エンジェルはものすごくで、包容力とか癒しパワーが強い感じ。そういう設定なのかしら。ロオマエンジェルが気になるな。辻本くんの振り付けはかっちょえーダンサーさんs かなり見てましたよ。戸室さんもキレっキレ。『TANGO MAULEAN』の階段のところでアンサンブルさんが踊るのが好きだわ。これでエンジェルが『TODAY FOR U』で踊ったらなぁぁ、くーーっっエンジェルシートじゃなくて普通にB席あれば通ったのに・・・。客席は男性やかなり若い女性も目立って、ミュージカルのヘビーユーザー以外の客層も掴んでるのかな。米倉コリンズのソロで『ブラボー』の声が入ったけど、そんなのもご愛敬でした。JESUS A V Eこれからも、2、3年に一回ぐらいづづ再演してくれないかな・・・。