【リストランテ】
作/上條 恒、伊藤俊彦、北川竜二演出/上條 恒、伊藤俊彦音楽/KAZZ 出演/駒田 一、東山義久、渡辺大輔、佐藤美貴、SINGO川本昭彦、たむらもとこ、水野貴以、初芝崇史市村啓二、鈴木良一、伊藤俊彦、KAZZ,上條 恒織川ヒロタカ(Guitar)、奥 出矢(Percussion)このキャストだと、なつかしい気持ちがいっぱいで一応、ちゃんと見てたつもりなんですけど、一回目は「このレストランはレミゼ色」に見えてしまって二回目でようやく集中することができました。お話は、「レストラン善」で働く人々の「お仕事」に関するそれぞれの悩みについて。上條さんご自信の体験に基づいたお話ということもあって観客も演じる方も、それぞれ思い当たることが一つや二つや三つや四つ・・・そして、きっとみんな、この世では会えなくなってしまったけど、大事な人のことを思い出したり・・・。だから、千秋楽は舞台の上は感情が走り気味で(←すんません、何様で)、玄人サン的にはダメかもですが、私的にはなんだかOKの気持ちでした。やっぱりね、伊藤トシさんは好きだわー、とっくりセーターでも。鈴木さんも特に昨日はセリフが脳髄にしみわたる感じで、快感でした。義くんの俊司は、もー・・ めっちゃツボでした ついでに、髪の毛の色も。 全然どーでもいいことですけど。 初演では上條さんが演じた役だけど「何も言わずに、肉体で表現できる人であってほしい」と、口説きおとしたのだそうで。上條さんが書いて演じてる役を、口説かれるって、どーーーーよ!!そこまで見こまれるって、すっごい幸せじゃないですか。絶対ハマり役っていうのは保証付だったと思うけど、プレッシャーだったみたいね。「動くだけで芸術的」な天使上條さんにはちゃーんと、見えてたことでしょう。地に足がついていないような歩き方ふわっとカウンターに座ったり、飛び降りたりベンチの上で浮いたように立ったり。セリフを聴いて、表情で返すところは、持ち技十分発揮してくれるし、最後にスポットの中に入って、キラキラ音とともに天に昇っていくなんて・・・やっぱり、上條さんとトシさんは、ファンのツボを熟知してるのね。歌があったのも嬉しかったしうーん、まいったまいった、どーもどーもです。眼ヂカラ爆裂のリーダーとか、つよしくん的なキレ系の役が多いけど、もちろん、そういうのも大好物ですけど、こういうやわらか微笑み系も、どんどんやっちゃって欲しいです。 パーカッションとギターの音楽も、初芝さんの最後の曲もステキでした♪前説で上條さんがやった「義くんのポーズ」、 撮っておけばよかったなあ・・・ブログに載せないで、すみません。またいつか、こういう共演者さんとがっつり演技する義くんが観たいです。