DVD【オーストラリア】
監督:バズ・ラーマン出演:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン「ライオンキング」「ミス・サイゴン」「風と共に去りぬ」をブレンドしてオーストラリアに持ってったような映画。165分。長いし、日本人には見たくないところもあり(真珠湾攻撃直後、日本はオーストラリアも空爆したとは知りませんでした)、どうも不評みたい。でもね、おうちレンタルなら、普通にいい映画だと思いました。 とにかく、子役ちゃん、ナラのブランドン・ウォルターズーー!!オーストラリアのこども店長こういう子役ちゃんには、ニコール・キッドマンもヒュー・ジャックマンもかないませんっっ!ナラは、アボリジニの魔術師というか長老の血をひく子なんだけど、パパが白人の無責任ヤロウ。混血は「クリーム」と言われ、白人からもアボリジニからも差別される(←ね、サイゴン的)。ナラが、大人も殺されてしまった牛の暴走を超常パワーで治める場面(←話も映像もLK的)。ブランドンちゃんじゃなかったら、ダメだったかも。深い目ヂカラ、子役スレてないピュアな雰囲気。重要なポイントをはずしてません!ナラのおじいちゃんがまたいい存在感で、オーストラリアの大自然と、アボリジニの歴史が一体となってます。つっこみどころはいろいろあるけど、終わり方は好きだな☆3人が縛らないけど深くつながっている。「♪Over the Raibow♪」、大好きなのよねー。だからっていうのもあるけど、監督は、音楽やそれを奏でる人のパワーをわかっていると思う。これがツボだったなーー。オーストラリアの自然、♪Over the Raibow♪秀逸な子役ちゃん。この三つの力に癒されました。そうそう、「風とともに去りぬ」のスカーレットとバトラーだったのは、もちろん、ニコールとヒュー。鼻っぱしらの強そうなニコールと、自由で野性的なヒュー・・・でしたが、私的にはナラとそのおじいちゃんに持って行かれちゃってましたーー