【銀河英雄伝説 外伝 /ミッターマイヤー・ロイエンタール編 】
オスカー・フォン・ロイエンタール。知勇のバランスに優れた軍人。クールビューティ。トラウマのため、極度の女性不信者で漁色家。女絡みのトラブルで降格されても、懲りる気配なし。義くんが自分から遠い(と思われる)色が強いこのキャラをどう作るか、興味深く2回観ました。ロイエンタールとミッターマイヤーは、「ヒンターフェザーン」である女性の企みによって出会い、彼女の死に係わる秘密も共有している。・・・ というのがポイント。ロイはミッタに感情出し過ぎ。ヘテロクロミアの理由の吐露は、抑えめでいいんじゃない?ミッタが投獄されると動揺→クロプトへの怒り→「絶対に助ける!(熱め)」って?ついでに、白兵戦での雄叫び。アンジョならありかもですが、ロイはどうなのよ?…と、文句をいう自分の横で、「全然いいじゃん」ともう一人の自分。だって、リーダーとマサくんだし。あああ、そうなのです。要は東山的ロイエンタールstyle。それを良しとしてしまっていいのでしょうか役を自分に引き付けるとは思ってたけど、ロイエンタールでもそうなるとは!ミッタだけには自分の弱さも話してしまう。冷静さは失いかけるし、カタブツくんを援護せずにはいられないのだ。もちろん、ミッタもロイと艦を並べたくて仕方がない…。原作ファンからは厳しいご意見があるかもですが、キャストファンなんでこの双璧前史には納得してます。すみませーーん。だから、これからのロイエンタールもすごくみたい(ぞくぞく)あとはざっくりメモ。・座長マサさん。ファンはDVD買って何回でも楽しめるでしょう。軍服。結婚式。手錠。拷問プレイ…なんて贅沢 ・しかし、私はカウンター後ろ姿だけでもう十二分。「SWAN」にもあったよね!上手のドーラとミッタ、ドロイゼンのお話はお耳だけ、目は下手を至福のガン見でございました(懺悔)・一幕の事件の後で、ロイがまた降格か?の自虐的な笑い声に撃沈(おかしいか) その直後の台詞「イゼルローン」にアマガミ様が降臨でしたけど。・オープニングの「踊る双璧」と「トラウマダンス」は二階席で観た方が好き。 ・「いつでも」「まだ知己ではないが、これから知己になる」「では、まかせてもらおう」「無理はしない。女と勝利は呼びもせんのに向こうからおれのところに擦り寄ってくる」・・ヘビーリピートです。・三上さんの男爵、高山さんのアンスバッハ准将、笠原さんの変質拷問係。このお三方の台詞回しにはホッとします。三上さんも笠原さんも、チラシは素敵なお写真なのに、舞台では濃ゆい。さすがです。・牢獄の音楽というか効果音は好きでした。音楽は三枝先生。強欲なんでいろいろ、いろいろありますが、義くんがあまり得意とは思えないこと(敢えて書かない)にも頑張ってたのを観て充電されたわ・・・って私もどうなんだかTSも楽しみ。いい歌も入れてくださいね、謝先生。