ファースト・マン
みたのは3月
「ラ・ラ・ランド」のチャゼル監督とライゴズの映画。
月面着陸第一号のニール・アームストロングのお話。
ネットを見るといろんな感想があって面白い。
まあ、確かに長かったしw
実際のアームストロングはなかなか堅物で、いわゆるヒーロー的なキャラクターではなかった模様。
議員になったり華やかな転身もない。
そんなアームストロングの内面を地道に描いている。
まず、娘が2歳でガンで死ぬ。
同僚も事故で死ぬ。テスト飛行だったり、打ち上げ直前だったり。
宇宙飛行士には、カネがかかる。
反対運動も起きるし、ロビー活動もしなくちゃならない。
アームストロングはスーパーマンではない。
テストパイロットでは始末書的なレポートも書かされるし、身体能力も抜群という訳ではない。
奥さんとも微妙な軋み。
子育ての現実に向き合わざるを得ない妻(この女優さん、上手い!)と、月を目指す夫の開き。
渋い宇宙映画でした。