石岡瑛子 血が、涙が、汗がデザイン出来るか
現代美術館に行列が出来るなんて!
(ネット予約出来て良かった)
図録が売り切れるなんて!
若冲でもフェルメールでもないのに。
70年代は、多分広告の創世記だったのでは?
会場に流れるインタビューがリアル。
「バウンダリーが無くなれば良い」
「求められているものではなく、自分が表現したいもの」
「このままではいけないと思って」
印刷会社?とのやりとりやメモにも厳しいコメント。
正直、石岡さんのような方は、「仕事は出来けど、めんどくさい」と思ってしまいそう。
そして、自分もそうならないように、ヘンにカドを取ってしまう。忖度。いまの言葉で言えば「わきまえる」
だから、彼女は活躍の場を、社外に、日本の外に求めたのかも知れない。
とはいえ、そんな人たちはゴマンといて、本当に仕事として成立できるのは一握り。
厳しいなぁ。
「えこの一代記」は高校生のころの作品。
夢に向かって全力を尽せるのは、幸せだね。
デザインの世界は奥深いわー。