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カテゴリ:日々のできごと
最後に海外に行ったのは、1994年。実に15年前!
私の手元にあるのは、ちょうど10年前に失効したパスポート。 あれから、「海外に行こうよ!」と誘われても、失業してたりして行けず、ちゃんと就職して「行けるぞ!」という状態になったら、今度は友達が結婚したり子供ができたりして身軽ではなくなった。 そんなわけで、割と海外に行く機会に恵まれていた学生時代とうって変わって、社会人になってからは日本を出たことはありませんでした。 それが、秋に韓国に行こう! という話が持ち上がりまして、いそいそとパスポート申請に向かうことになりました♪ 書類は早々に揃えましたが、時間がかかったのは写真。 3月から伸ばし放題でぼさぼさになっていた髪を、やっと切ったのがこのお盆。 さあ、いつ写真を撮りに行こうかな♪ と考えていた私の頭に、ふとあるアイデアが浮かびました。 「そうだ! パスポート写真を着物姿で撮ろう!」 日本のパスポートなんだから、日本の民族衣装で撮ろう! と思ったわけではないのですが、運転免許証には着物姿で映り損ねたので(試験場に着物で行く度胸はなかった)パスポートで実現しよう! と思い立ったわけです。 では、どこで撮ってもらおう。 証明写真を見ると、目が半目だったり、「目をつむるまい!」と気合いを入れるあまりめちゃくちゃ目つきが悪かったりと、あまりいい思いをしたことはありません。 どうせ着物で映るなら、少しでもよくとってもらいたい! 過去に、「スタジオアリス」の大人版のような写真館で撮ってもらった証明写真は、本人も驚く写りの良さでしたが、残念ながらその写真館はもうありません。 ですので、ネットで検索して、梅田にあるスタジオで撮ってもらうことにしました。 お店に出向き、「パスポート写真を撮りたい」というと、受け付けてくれたスタッフの方に、「着物姿でパスポートなんていいですね~」としきりに言われました。 スタジオは、顔に光が当たるように白いレフ板がセッティングされていて、普通のカメラ屋さんとはいかにも違います。 カメラマンさんも、念入りに私の姿勢を調整してくれたり、「もう少し笑顔で」「目をもう少し見開いて……そう! その感じ!」などと言ってくれるので、表情のこわばりもとれたように思いました。 撮影が終わると、すぐにMacの前に座って、プリントする写真を選びます。 ディスプレイに現れた自分の顔を見て思ったこと…… 「あ、私、老けた!」……orz 実年齢より若く見られることが多いのですが、写真は正直。 口元に浮かぶ複雑な陰影は、ものの見事に「アラフォー」を物語っています。 こうやって、少しずつ変わっていく自分の容貌も、受け入れていかなくちゃいけないのね……という、当たり前のことを、今更ながらに思いました。 まあ、失効したパスポートの、子供子供した15年前の顔より、多少しわがあっても今の顔の方が好きだから、いいか。 もちろん、お店の宣伝文句に嘘はなく、レフ板効果か肌も明るく映っているし、証明写真としては上出来でした。 小さいサイズの写真データなら、請求すれば無料でメールで送ってもらえるので、お願いして送ってもらいました。 これで、パスポート、申請してきまーす! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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