７号室から

真夏の結婚式に出席するために、メールでのやりとりしかしたことのなかった私に、大切な絽の訪問着一式をお貸しくださったみっちゃんさん。

彼女は、元々ハム吉さんの着付けの生徒さんで、ハム吉さんのブログを通じて、私のブログを読みに来てくださるようになった方でした。

きものとネットがご縁で知り合えたみっちゃんさんに、お借りしていた着物をお返しする、という名目で、またお会いできるのが嬉しいなあ、と思っていたら、お会いする前日に
「ハム吉先生もお誘いしてみたら、来てくださるということでした！！」
との喜び溢れるメールが！！

これは私にとっても嬉しいサプライズ！
ハム吉さんとは、ブログ上でのやりとりも、メールでのやりとりも時に郵便でのやりとりもしてきましたが、お会いしたのは一度だけ。
会いたいね～といいながら、なかなか叶わずでしたので、メールを見て私のテンションはうなぎのぼり！！　でした(^^)

みっちゃんさんの機転に感謝！！！

この日、私は午前中出勤していたので、洋服で行こうかな～と思っていたのですが、「ほとんど毎日着物」というハム吉さんが来られると言うことは、お二人とも着物なのかな？　と思いつつ、みっちゃんさんにメールで聞いてみると
「私は着物を着て行こうと思います」とのこと。

ハム吉さんはきっと着物だし、ならば私も着物で！　と
ダッシュで帰宅し、着物に着替えました。

帰宅途中にハム吉さんから「今日参加することになりました～」と
メールが来たので、「私も今着替えに帰ってます！」とメールを返したのですが…

実はハム吉さんも洋服で行くつもりだったらしく、そこから「マッハ」で着物に着替えたそうです(笑)

と言うわけで、「緊急・着物オフ」になったのですが、いやー、着物で良かったです。
お二人の素敵な着物姿に眼福のひとときでした。

正絹の絽の小紋、羅の帯（どちらもブルー～紫の色合いで、私にとってもストライクの色合いで、見ている私の目もハートマークだったはず）に、べっこうのかんざしをさしていらっしゃる、上品な着こなしのみっちゃんさん。

ピンクの格子の綿麻の縮に、白っぽい半幅帯、それにかわいい猫の帯留めをしていたハム吉さん。
「野良着だ」とおっしゃってましたが、さすが毎日着物を着ている方！　すごーく自然で板についた着姿に、感嘆してしまいました。

私が着付けを習った先生も、お若いながら365日着物で過ごしていらっしゃる方なのですが、その先生のことを思い出しました。
毎日着ないとこうは着こなせないだろうなあ。とっても憧れました♪♪

いや～、楽しかったです。
二時間があっという間でした。もっとお話ししていたかったなあ～。

着付けの先生と生徒さんという関係だったお二人はともかく、私はどちらともまだ2回目の対面。
なのに、こんなに楽しく、心許して話し合えるなんて。

私自身は、ネットが媒介だとしても、いつかは「実際にお会いしてもいい」と思える関係をつくりたい、と思って、やりとりをしてきました。
「ネットだけの付き合い」と割り切るのはあまり好きではありません。
(もちろん、いろんな人がいますので、こちら側に「人を見る基準」は必要ですが）
文章の先に見えるその人の人柄に共感しつつ、ネット上のお付き合いから実際にお会いするところまで進めてきたのですが、そうしてきて本当によかったな～、と改めて思いました。

みっちゃんさん、ハム吉さん、ありがとうございました！
今から次にお会いする時が待ち遠しいです！
また計画しましょうね～。

ちなみに、着物姿で7号室に辿り着いた私、偶然同時に帰宅してこられた向かいの6号室にお住まいのおばさまに
「今日、盆踊りでもあったの？」
と聞かれました(^^;)
そんな私の着物姿は、ほ乃香さんで購入した綿麻しじら

↑これの「藍いろ×白」(私が買ったときはもっと安かった）
これに、もう5年くらい前に個人運営のネットショップで購入した、洋服地のコットン半幅帯、きくやさんで購入した亜麻の草履でした。
うーん、盆踊りかあ……(-_-)