７号室から

昨日のこと。

登夢さんのブログの「ブログランキング」のバナーをポチッとクリックして、「着物・和装」ジャンルのブログのランキングをなにげなく見ていました。

ずら～と並ぶブログタイトル＆紹介文の中で、
「大阪昭和町の長屋を改装して古着物屋を営む…」というものが目に止まりました。
私が通っていた着付け教室は、まさに昭和町にある長屋にあったので(現在は移転しています）親近感を覚え、ブログを見てみると…。

この記事にある着物に目が釘付け！

モノトーン！　薔薇柄！　黒の八掛！！

しかし、この着物、身丈が169センチに裄が69センチもあるという、現代人向けのサイズです。
古着屋さんでサイズの苦労はあまりしない(つまり、旧時代体型の）私には大きいのではないか？？
「古着屋さんのはみんな小さくて、私のサイズがない～(>_<)」というスラッとした方のためにおいておくべきではないか？？

などと思いつつ、「見たい！」という衝動を抑えきれず、本日お店に行ってまいりました。

お店は駅から徒歩3分と、非常に便利なところにありました。
商店街を横切っていくと、よく中にライトが入ったタイプの看板が。

「あれじゃないよな～」と思いつつ近づいていったその看板は、
予想に反して目当てのお店のものでした。
もっと見つけにくい、と思っていたのに、意外に発見しやすかったな～。

中にはいると、着物に前掛けをして、黒い帽子をかぶっている女性が応対してくれました。
例の薔薇の着物のことをいうと、すぐ出してきてくれました。

長めの裄も丈も着付けでなんとかなりそう。
かわいいし、合わせやすそう♪

と思いつつも、時間が経つにつれて冷静になってきました。

「だいたい、私、モノトーンの着物何枚持ってんねん」
「この丈の長さ、いざ着るとなると着付けに結構手間取るんちゃうか？」
「化繊っていうのも気になるし…」

そして、冷静になった結果、
全く違う着物と羽織を2枚ずつゲットしました♪
（←どこが冷静やねん）



こちらの着物は、紅絹がはられていることからもわかるように、かなり古い着物のようで、シミや汚れもそれなりにありました。
が、このすっきりしたブルーとアザミの模様が何とも魅力的で…。
白と紫の羽織も、ムラサキ好きの私のハートをがっちりととらえました。



こちらは、お召しのようですが、黒地に紫やピンクが利いている、まさに私好みの着物。ほんまに、黒地の着物何枚集めたら気が済むんでしょうね～(^^;)

そしてこの羽織！　写真じゃなんだか地紋の加減で合皮のような素材感で写っていますが、実物はキレイな紫です。
この羽織が二枚の着物を買わせた、といっても過言ではない！
どちらの着物も、この紫の羽織ととっても合うし、双方が引き立つのです。

あ～、なぜ私は、こんなに紫が好きなのでしょう？
「紫」を見ると、テンションがあがる、吸い寄せられる、手が伸びる…。
病気かな、と思うこともあります(-_-)

こちらのお店、姉妹で経営されているのですが、どちらもにこやかな笑顔が素敵な方々で、楽しくお話しさせていただきながら買い物ができました♪
おまけもしてもらったし…。
着物で行くと、１０％オフで買い物ができるそうです！
思っていた以上に着物も多かったし、また行ってみたいと思います♪

お店のホームページ　→　姉妹屋さん
ネットショップもありますよ～！

あ～、充分着物があって、置き場所にも困ってるのに、また増やしちまったよ…。
今回買い物をするときに、「どんなお色の帯をお持ちですか？」と聞かれたのですが、返事に窮してしまいました(^^;)

あまりに節操なく増やしているので、
「たくさんあるからそれなりにいろんな色があるのかな」
「でも、自分の趣味で買ったのは絶対偏ってるぞ」
「いただいたのもあるけど把握してない…」
という、情けない状態。

一度、自分の持ってる着物をカタログ化するなりして、把握しないといけないなあ。

皆さんは、お持ちの着物、どんなふうに把握してらっしゃいますか？