|
カテゴリ:きもの
短縮授業の一週間。でもやはり慌ただしい日々を送っています。
「夏休みの宿題にしていた読書感想文を読んで評価する」という仕事をさっさと手放したいので、今日も明日も出勤です(涙) 名文ならぬ迷文ばかりで困っちゃいます さて、今週は、生徒を連れて大阪歴史博物館に行ってきました。 ここは、大阪の歴史を、古代、中世・近世、近代・現代にわけて、ジオラマや映像で紹介している博物館。「難波宮」の遺構が地下にあるので、発掘調査について紹介されているフロアもあり、なかなか興味深かったです。 大阪がつくる博物館は、「実物大の模型」とか「ジオラマ」とかが、よく取り入れられているような気がするのですが、他のところもそうかな? 大阪くらしの今昔館のように、江戸時代の町並みをそのまんま再現したところもあるしね。 「天下の台所」だった江戸時代の大阪を紹介したフロアは、当時の活気が伝わってくるようだったし、近代・現代の大阪の様子も、人々の暮らしに焦点をあてて紹介されていて、なんだか懐かしい感じでした。 生徒達に渡してあったワークシートの問題に「魚屋さんの店頭に吊してあったかごは何の役割を果たすのでしょう」というのがありました。そうか~、平成生まれの生徒達は、お店の人がかごから小銭をとっておつりを渡す風景なんて、見たことないんだなあ~、としみじみ。 ところで、この近現代のフロアで、私の心を強く捕らえたのは、実物大の人物の模型が着ていた着物達! 映画館に出かける親子連れの母親が着ていた、大きな花柄の長羽織にシックなモノトーンの紬、という出で立ちも素敵だったし、赤ちゃんをおぶったお母さんが着ているねんねこの柄も、大きな菊の柄でめっちゃかわいかった! 和裁をしている女性が着ている絣の着物もきりりとしていたし、外出から帰ってきたおじいさんがトンビに帽子をかぶっていたのもかっこよかったな~。 でも、やっぱり一番素敵だったのは長羽織に紬のお母さんでした。 長羽織はくすんだピンクだったのですが、あれは銘仙だったかなあ。 あの羽織は、本当にかわいかった! 中に着ている地味な色の紬を、華やかに引き立てていました。 ひところ流行ったような、いかにもアンティーク着物! というド派手なコーディネートは尻込みしてしまうけど、あんなかわいい羽織なら、是非取り入れてみたい! 現代物の羽織って、無難な色柄のものが多いような気がするけど、着物に比べ羽織は多少派手でも比較的長く着られるんだし、もっと大柄で大胆なのが出てきてもいいですよね。 そんな刺激を受けたお陰で、着物を着たくてたまらなくなってきました。 今週末は仕事三昧なので着られませんが、箪笥の中身も点検しつつ、秋の着物コーデについて、ぼちぼち考えておこうかなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年09月06日 00時03分49秒
コメント(0) | コメントを書く
[きもの] カテゴリの最新記事
|