７号室から

「ショッピングには重きを置かない」はずだった私たちですが、早くも最初に連れて行かれたロッテ免税店であえなく陥落。

ブランド物には二人ともあまり興味がなかったため、うろうろ見て回るだけだったのですが、韓流コスメブランドのTONY MOLYのコーナーに来ると、ポスターに写っている男性の写真を見て、Tさんのテンションがにわかに急上昇！

「あ～！　『花より男子』に出てた人だ～！！」（←かなりハマっていたそうです）

目の色が変わった彼女に、売り場のお姉さんが近づいてきて、セールスを始めます。
若い子むけのコスメブランドで値段もお手頃だったし、シートパック２０枚セットや、ミニBBクリーム１０個セット、リップグロス５個セットなど、お土産向きの品がいろいろ。で、私も購入することにしました。（実際、お土産として非常に喜ばれました！）

Tさんは、イメージキャラクターの韓流スターが手にもって写っているナイトクリームも購入していました（笑）

ガイドのイムさん（美肌の持ち主）が「使えば使うほど肌の調子がよくなる」とおすすめのBBクリームは、ロッテ免税店にはないとのことで、次は新羅免税店に連れて行ってもらい、購入してしまいました。こちらは自分と家族用。


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（↑しかし、日本でも結構安く買えるもんだな……。今調べて驚き！）

その後、晩ご飯の待ち合わせまでのフリータイムでは、明洞で眼鏡を作ることに。
私が家に眼鏡を忘れてきたからなんだけど

眼鏡を作ったのはこちらのお店。ガイドさんから２０％オフ券をもらったから行ったのですが、曰く、「そんなに安くはないけど、中国製のフレームを使っていない、確かなものを売るお店」というお店だそうです。
お店の人の手際もめちゃくちゃよくて、選ぶのもあっという間にできたし、視力検査など含めてかかった時間がトータル２０分ほど。薄型レンズを使って、90000ウォン＝7000円弱ほどでした。この眼鏡、めっちゃ軽くて気に入ってます♪　できあがった眼鏡は、夜ホテルに届けてくれるのも親切。

眼鏡屋さんのあとは、これまたガイドさんおすすめの漢方コスメを見に、こちらの病院へ。

私はクレンジングと五味子茶、お土産用に浄血茶を購入。（五味子茶は自宅で飲んだら、「体がものすごくあったまる！」と母が痛く気に入っておりました）
Tさんは「脂肪燃焼と血液サラサラ効果」に心を動かされて、浄血茶をなんと１００パックも購入（ちなみに、彼女は「どこに燃やさなあかん脂肪があるの」といいたくなるスレンダー体型の持ち主です）。クレンジング、五味子茶、歯磨き粉、と私以上に買い込んでいました。

夕食を食べた後は、「眠らない町」東大門へ。
そろそろ財布の替え時だと思っていたので、ぶらぶらしながら探してみると、ちょうど好みのかわいいのがあったので、決めました。
最初、50000ウォンだと言われたのですが、「負けてよ」というと、最終的に40000ウォンになりました。3000円強ぐらい。

負けてもらった、と喜んだけど、あとで冷静になって考えると、値札もなかったし、実はあまり安くなってないんじゃないの？　と不安になりましたが……。まあ、いっか。

ちなみに、このお店では「ニセモノアルヨ」と言われました(^^;　買った財布は「ニセモノじゃない。韓国のもの」だそうです。




とまあ、初日でお土産を含めたほとんどの買い物は全て終わってしまった、というぐらい、買い物をしてしまいました。

が。

ホテルに帰って、Tさんと二人、ちょっと反省。

価格を聞き、日本円に換算すると、つい「安い！」と言ってしまい、財布のひもが緩みまくってしまったのですが、「安い」を連発して、買い物をしまくる日本人のことを、ソウルの人たちはどう思ってるんだろう……と。

この日の買い物、全て日本語でOKでしたし（特に漢方のお店のお姉さんの日本語はめちゃくちゃうまかった！）、お店のサービスは概ねよかったし、なんだか外国に来ているような気がしないのも、逆に違和感を感じたり。日本人が上客なのは確かなんだろうけど、本当の意味で大事にしたくなる客なのだろうか…と考えさせられました。

買い物一つとっても、異文化交流の大切な瞬間のはず。
一人の人間として、自国の文化に誇りを持ち、相手の文化を尊重する、そんな態度で接していかなければいけないなあ…と、感じました。

そんな思いを表現するために、したことといえば、とりあえずは「アンニョンハセヨ」と声をかけることぐらいだったんですけどね。そうすることで、相手の表情が和らぐところをみると、少しは効果があったのかなあ。


楽しい買い物の反面、少し複雑な思いを抱きながら、ソウル滞在二日目に続く。