７号室から

先週のこと。

その日の私は、疲れが溜まっていて、ただでさえ鈍い判断力がよりいっそう鈍っていたと思う。

だから、コインパーキングにバックで駐車しようとしたとき、ロック版じゃなくて、モーターを格納している部分に誤って乗り上げていたことに気付かず、「ん？　なんかいつもと違う？」と違和感を覚えながらも、更に車をバックさせるためにアクセルを踏み込んでしまったんだろう。

気がつけば、車は私の思わぬ方向に進み、本来は車止めにあたって停まるところを、隣接する月極駐車場側に、背中合わせに停まっていた他の車に衝突して停まってしまっていました

相手方のミニバン車のリアバンパーには大きな凹み。
私のラパンには、更に大きな被害が

私以外に誰もいない駐車場で、当然相手の車も無人。
どうしていいかわからず、とりあえず保険会社に電話。そのあと、警察にも連絡しました。

とにかく、相手の方と連絡をとらなくては、と思っていたのですが、連絡をどう取っていいかわからず、警察を通じて連絡がとれることを期待していたのですが…。

最初に電話で問い合わせた時には「保険会社から警察に問い合わせてもらわないと教えられない」と聞いたのに、結局教えてもらえませんでした。
「相手が警察に届けない限り、教えられない」とのこと。そんな～。

相手の車に「連絡ください」と貼り紙をする、ということも考えましたが（事故ったその日はテンパっていて思いつかなかった）その日以来、何度駐車場を訪れても、その車を見かけることはありませんでした。

ところで、その駐車場、夜になるとある会社の車ばかりが停まっています。
連絡がとれぬまま事故から数日経ったある日、やっと気付きました。
「この会社の従業員さんの車だったのでは？」ということに。

翌日、その会社に電話して事情を話すと、電話口の女性が「ああ、やられたって言ってました！」と言ってくれて、ホッとしました。

その後、無事相手の方と連絡が取れて、修理のめども経って一安心。
連絡が取れなかった数日間、相手の方も「当て逃げされた」と、本当に気分が悪かったでしょうね。申し訳ないことをしました。
私がなんとか連絡を取ろうといろいろ方法を講じていたことをわかってくださったのか、あまり責めたりはされませんでした。

今回の事故の原因を整理してみました。
１）疲れを感じている時に運転した。
２）免許取得後１年が経過し、油断が生じていた。
ということでしょうね。
ちょっとでも違和感を感じたら、踏みとどまる判断力を持たなくちゃ。

危ない乗り物に乗っている、ってことを、改めて思い起こさせてもらって、いい勉強になりました。
私有地内の事故なので、交通事故にはならないとのことだけど、もうこりごり。この程度で済んだのは不幸中の幸いだったけど、これを最後の事故にしようと心に誓いました。

事故があったその日に、「自動車安全運転センター」から「無事故無違反の証」である「SDカード」が届いていたのを見た時には、さらにその思いを強くしました

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不幸中の幸いと言えば、４月末に行っていた保険の見直しが、今回の事故に活きました。

ラパン購入時に、車屋さんに言われるままに加入した保険は、毎月の負担が大きかったので、一つ一つの条件を吟味して、前の保険に遜色ない保障があり、かつ負担がぐっと減る保険に乗り換えたところだったのです。

その結果、前の保険ではついていなかった代車保障がついてたり、
今回の保険は「車対車の事故なら初回に限り免責ゼロ」にしていたために新たな金額負担はなかったり（前の保険は免責１０万）
ほんと、見直しててよかった～。

ラパンも来週には退院してきます。今まで以上に大事に乗ってあげなきゃ