日々、変わっていく
今日は職場の女性の先生方と、しゃぶしゃぶを食べてきました! おいしかった~ 楽しかった~「飲まなやってられへん!」という気分だったので、飲めないのにカシスグレープフルーツを頼み、一杯飲み干したら、その後しばらくして動悸が激しくなりました(^^;はっきり「どっきんどっきん」と言ってるのが分かるぐらいバクバク言い出して、一時は命の危険も感じました(大げさ)「見た目は酒豪」と言われる見かけ倒しの私です。飲める人はいいなあ~。話題は多岐にわたりましたが、その中で面白かったのが「男の子の性の意識」についての話。息子さんをお持ちの先生が、子供の部屋から大量のエロ本を見つけた時の話だとか、保護者の方から「息子が、友達と一緒にネットでエロサイトを見ているらしいのが履歴に残っていた」という話を聞いた、という話だとか。(男子はそういう画像なり映像なりを集団で見たりするみたいですが、あれはなんなんですかね?)多くの大人にとっては「そういう時期ってあるんだよね」で済む話ですが、今まさに、そういう方面に興味を持ち始める年代の子供達を相手にしているだけに、リアルタイムの話題として盛り上がりました。最近面白いなあ、と思ったのが、入学した時には本当に子供子供していた生徒達が、少しずつ意識を持ち始めているのを感じたことです。昨日、今担任をしているH君が、廊下で歩いている時に、ふざけて私に後ろからわざとぶつかってきたのですが、それを見た他の男子生徒が、何やら彼をはやし立てました。すると、H君は何かに急に気づいたように、顔を赤くして私から離れていったのです。「軽口を叩ける担任」が、「女性」だった、ということを、急に意識したのでしょうか。かと思うと、昨年私のクラスにいたK君は、廊下ですれ違う時に、いまだにわざわざ立ち止まって、「ぺちっ」と叩いていったりします。彼の中では私はまだ単に「相手をしてくれる大人」のようですまさに、「意識が芽生え始めた生徒」「まだの生徒」が混在していて、こうやって人は成長していくのか、面白いなあ、と思います。本当に、中学生は面白い。日々変わっていくし、日々成長していきます。自分自身の変化にとまどったりもする彼らをサポートしていく「大人」の役割の大きさを、日々痛感しています。氾濫する性情報。そのほとんどは、即物的な刺激を与えるばかりで、大事なことは一向に伝えていません。誰かを愛する。誰かを大切に思う。相手も自分もそれぞれが一人の人格として尊重し合う。ごまかすことなく、まっすぐにお互いに向かい合う。そういうことをなおざりにした性は、薄っぺらいものなんだ、ということ。そして、本当に相手を大切にするためには、自分の中身を成長させていくことが不可欠だということ。なかなか言葉にして彼らに伝えるのは難しい面もあるけれど、さまざまな方法で伝える努力をしていきたいなあ、と思います。健全な性意識を育てて、人も自分も大切にできる大人になってほしいなあ、と切に願わずにいられません。同じ職場の方々と盛り上がりつつも、改めて「大切な時期の子供達を預からせてもらってるんだなあ」と再認識しました。月曜日から、仕事の状況が急変し、泡を吹きそうに大変になる見込みですが(涙)、その気持ちを忘れず、頑張るぞー!