スランプは成長のチャンス
同じように誘導しているのにうまくいかない 練習を積み重ねている催眠術師の人は、一度はあるのではないでしょうか? たまたま被験性が低い人が続くということもありますが、それが、10人、20人と続くようであれば、 メンタルの要因が大きいと思われます。 スランプ 私にも何度かありました。 一番酷かったのは、2ヶ月程続いた時です。 運動の現象は起こるのですが、感覚・記憶の現象が起こせなくなってしまったのです。 一つの失敗が自信をなくし、 自信のなさが言葉に影響し、 自信のない言葉は被験者にそのまま伝わってしまい、 さらに失敗し、 と負のスパイラルにハマってしまったのです。 そして、その後、2ヶ月間誘導をしなくなりました。 スランプから立ち直ったのは、友人からの依頼がキッカケでした。 「知り合いに催眠術を掛けて欲しい」ということで、あまり気乗りはしなかったのですが、 いつものように誘導すると、簡単に幻覚域までの誘導に成功したのです。 これは、たまたま被験性が高い人にあたったにすぎないのですが、それから自信を取り戻し、 それまで以上に成功するようになりました。 このスランプで、催眠術はメンタルが大きく左右することを、本当の意味で学びました。 催眠術は自信が大切だということを頭では分かっていても、結局は表に自信のなさが出てしまっていたのでしょう。 そして今思えば、この頃は、技術・テクニックだけで掛けようとしていたのだと思います。 スランプは体験したくないものですが、スランプは成長のチャンスなのです。 催眠術のマインド・クリエイトhttp://mindcreate.com/ 催眠心理療法のマインド・クリエイトhttp://saiminsinri.com/