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■ 愛車?
今日は、私と私の車のお話をしたいと思います。 今日は仕事終えてから、洗車をする約束(愛車との)だったので、洗車しました。 今まであんまり書きませんでしたが、正直、今の車には愛着がなかったんですよ。 慰謝料で買ったし、買った当時からあんまり愛が無かった。 自殺するために買ったような物だったので、当然といえば当然なんですが。 トラブル続きでしたし。 この車、ヴィヴィオ・ビスロトですが……。 納車時(5月)、ダッシュボードに前のオーナーさん(高木さん・男性)に宛てられた 彼女(ヘタしたら奥さん。子供のことが書いてあった)からの『お別れの手紙』が入ってまして……。 あと、あきらかに女性好みの曲が入ったカセットテープ。 フレグランスはバニラでした。 共同オーナーだったのか、彼女の趣味に合わせていたのか。 そこまでは解りません。 ……事故車ではなかったので、どうやら失意のうちに売られたらしいです。 以前書いた「女の子っぽいヴィヴィオです」というのは、色や形の印象ではなく、 乗った時に感じた印象だったんですよ。 日記には書きませんでしたが、「どーも助手席に女の子がいるような感じ」 がありました。 私はいわゆる『視える人』ではありませんが、なんとなく「そばに女の子がいる感じ?」というのが気になってしました。 なんとなくですが、解りました。 うちの車が女の子らしいです。 車に性別なんてあるかい、そう思われるのはごもっとも。 まあ、最後まで聞いてくれ(笑) 私はドライブが好きであっちこっち行ってるかと思われてるみたいですが、そうでもないんです。 特に青森に帰ってきてからは、「いつ死のうどこで死のう」 とブツブツ言いながら走ってたので、そんなに楽しいはずもなく。 山道に入り込んで吹雪の中うろついたこともあります(この時は結局山にいた方に連れられて帰りましたが) で、うちの車、「ありえねえよ!」というドラブルが多かったんです。 ブレーキ壊れたり、ドアが閉まらなかったり、そのたびに修理に出してたので金はかかるし。 派遣先にも行けないし、当然自殺も出来ず。手首は切っても痛いだけで死ねない; 実際、首吊りなんて苦しそうだし、死ぬ勇気のない人間は車で死にたいんですよ。 車ごと崖から、とか。 誰かぶつかってくんないかな、 事故んないかな、とか。 沖縄で乗っていた前のヴィヴィオでは、トラブルがほとんど無かったので、余計にイライラするし。 持ち主がそんな気持ちで乗ってたんだし、車だって気分がいいわけがなく……、と最近まで思っていたんです。 今日、洗車をしたんです。 どうも、前のオーナーさんには、あまり可愛がられていなかったらしく、 ボディには自動洗車機でつく、細い傷(一定の方向で傷が付くんです)が多数。 ホイールにも結構……、ありえない角度で傷がついている。 こんなとこ(ホイールの割と内側)にどうすれば傷が? 前のヴィヴィオ(沖縄の方ね)のオーナーさんは、細かい傷なら自分で修理していたらしく、 あちこちに自分でペイントした跡があったので「ああ、可愛がってたんだな」と思いましたが……。 私自身、前のヴィヴィオがちょっとでも傷ついたときは自分で直してたし、洗車もしょっちゅうしてました。 今の車に乗っていても、 「ディオスパーダは元気かしら……。可愛がられてるかしら……」 と、走っている同じ車を見るたびに思っていました。 今の車がトラブルをよく起こしてたのは、中古車屋が悪かったわけでもなく。 『あたしのことをちゃんと見てよ!』 という今のヴィヴィオからの訴えだったのかもしれません。 ……と、さっき唐突に思いました。 ああ、そうか。 アンタを愛してなかったのは私の方かと。 慰謝料遣い切って死ぬつもりで買ったけど、アンタはまだ死にたくないわよね……。と。 だから自分で止めてたんだね、アンタ。 ブレーキ系統ばっかりおかしくなってたもんな。 車は人が作ったモンです。 でも乗るのも人だし、売るのも買うのも人です。 縁あって私のところに来たんだから、もうちょっと愛する努力をしてみようかと思います。 どうも彼女は持ち主の気持ちが解るらしいので、たぶんこれからは故障も減るでしょう。 冬が来る前にワックスかけてあげようかと思います。 明日はジャニのCDたくさん乗っけて、ドライブにでも行きましょうかね? 愛車を洗おう!
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Last updated
2005年10月05日 18時34分02秒
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