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ミネラルのおうち

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2007年02月15日
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テーマ:仕事と健康(70)
カテゴリ:ミネラルの雑念?
うちの職場には2年ほど前から、化学物質過敏症の人がいます。
今ちょうどその人は体調があまり良くなく、なかなか職場に方にも出て来れていません。
私も含めまわりの人もとても心配をして、なんとかその人が出てこられるように心を痛めている毎日です。

そんなとき、私が朝早く職場に行くと、その人が使う部屋の窓ガラスに、同じ職場の人がマジックリンの液体洗剤を思いっきりかけているではないですか・・・。
私はもうびっくりしてしまって、せっかく作業をしていたその人には申し訳なかったですが、化学物質過敏症の人にはそういった洗剤等はあまりよくないんです・・・とお話をし、かけるのをやめてもらいました。
その人は、窓ガラスが割れないように、危険防止のためにガラスにシートをはっていたそうです。
そんなふうにシートをはることは、もちろん私たちは知らず、管理職の会議で決定されたことなのだそうです。
シートをはること自体は危険防止、ということなので理解できますが、そこまで洗剤を大量に使わなくてはいけないものなのか・・・。
あと、2枚にシートをはらないといけなかったのですが、その場は作業をやめてもらい、作業は少し待ってもらうことをお願いしました。

まあ、仮にも一職員が管理職会議の決定に待ったをかけたわけだから、管理職には事情を話しておかないといけないですよね。
ただ、化学物質過敏症の人を直接担当している人がいて、いろんなことに配慮をしている立場の人がいるので、私が直接出しゃばってもなぁと思い、その担当の人に、さっそく事情を話したら、その人も「今はやめてほしい~」と同じ意見でした。
そこで、その人から管理職の方に、化学物質過敏症の人のために洗剤を使うのはやめてほしい、と伝えてもらえるように、その担当の人にお願いをしました。
そこで、私のやることは終わったな~と思っていたのですが・・・・。

実は、今日になって、その担当の人が管理職に話をするのを忘れていて、どうも上の方でどうなっているんだ!ともめていたということが発覚しました。
さっそく、管理職に謝罪をしましたが、かなりご立腹でした。
まあ、報告を受けておらず、事情も知らず会議で決めたことをストップさせられたので、無理もないですが。

ただ、その管理職との話の中で、「本人に知らせなければ済む問題だ」という言葉がすごくひっかかりました。
確かに、本人が知らなければそれで済んでしまう問題でしょう。
洗剤使いましたよ~、なんて本人に報告もできませんし。
でも、それではその人に対してあまりに配慮がなさすぎるのでは・・・・。
直接の原因がそれでないにしても、やっぱりそういう化学物質には弱いということが分かっていながら、あえて使うというのは、本当にその人に対して配慮をしているとは思えません。
ただでさえ、今は調子が良くなく、職場にもなかなか出て来れていない状態であるのに。

以前もその配慮を欠いたために、その人とトラブルになったことがありました。
洗剤のことも、「この洗剤を使ってください」とわざわざ環境になるべくやさしいものを自分で選んで買ってきたため、職場でそれを使ったこともあります。
きっと、時間が経つにつれ、過去のそういったトラブルのもとになっていたことも忘れてしまっているのかもしれません。
管理職は「そこまで配慮しなくてはいけないのか」と言われましたが、できるだけの配慮をするべきなのではないのでしょうか。
できることは取り組み、無理なことはきちんとその人に対して話をして理解してもらうべきなのではないのかなと思います。
こちらが本当に誠意を持って対応している、ということが相手に分かってもらえれば、その人もそう無理は言わないと思うのですが・・・。

化学物質過敏症の人達は、なかなか自分たちの現状がまわりから理解されず、つらい思いを抱えていると聞いています。
近くにいる私たちが理解しようと努めなくて、他に誰が理解してくれるというのでしょう?





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最終更新日  2007年02月15日 20時52分22秒
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