ミネラルのおうち

週末は東京でミュージカルを２本観てきました☆

まず１本目はTSミュージカルの「タン・ビエットの唄」という作品です。
これは土居裕子さんが主演されていたので観てみました。

お話はベトナムの戦争時代を生き抜いてきた若い人たちの、心に残った戦争の傷跡を追う物語でした。
中心となるのは、村で唯一生き残った二人の姉妹。
姉はベトナムに残り、妹はその惨劇を世界に伝えるためにイギリスに使節団の一員として向かいます。
その時に、姉妹は「必ず生きてまたここで会いましょう」と約束をして分かれるのですが、イギリスに向かった妹はベトナムに戻ることが怖く、イギリス人夫婦の養子としてずっとベトナムには戻ってこず、ベトナムに残った姉には、厳しい運命が待っていたのです。
長い年月を経て、祖国を捨てたことに苦しみ続けた妹は、その苦しみに終止符を打とうと再び祖国の土を踏むのですが、かつて仲間だった人たちの苦しみを知り、そして姉の運命を知ります。
彼らの苦しみ、自分の苦しみから逃げてはいけないと、惨劇のあった自分の生まれた村に戻ります。
そして、そこで運命との感動の再会を果たす・・・。

こんなようなお話でした。
出演されていた役者さんたちは、みなさん唄もダンスも演技もとてもすばらしかったです。
土居裕子さんの素敵な歌声も聴けて、ちょっぴり満足☆です。


２本目は大好きな井上芳雄くん主演の「ウエディング・シンガー」。
ブロードウェイ作品で、日本初上陸だそうです。
こちらの作品はとにかく楽しかったです！
芳雄くんの歌声や演技に魅了されつつも、ほかの役者さんたちのダンスにも魅了されました☆
そうそう、大澄賢也さんも出ていましたが、おもしろいキャラを演じていましたよ～。
ダンスもかっこ良かったですし。
上原多香子さんも出ていましたが、彼女はちょっと迫力がなく残念でした。
まあ、周りが実力派の人たちばかりですからね～。
演技も固い感じがしましたし、歌もイマイチでした。
初々しい感じは伝わって、それがかえってよかったのかもしれませんね☆
とにかく、楽しい作品で、あ～、恋するっていいなぁ～なんてしあわ～せな気分にたっぷり浸ってきました！！