絶望と、絶望ではないもの
犬や猫。そして、人間の赤ん坊は寝ている間に夢を見る。其の日に自分に在った、もしくは起こった肉体的 精神的な活動の夢を見るという。夢の中で自我を形成し認識していくとでも言うのだろうか?それらが成長に必要だからこその、生命活動のひとつというのならそれらを夢だというのなら幼生期を脱し、種として機能し始めたモノたちが見るものとは何なのだろう?高度に成長した精神の活動が無意識下で起こる現象?種として機能し始めたモノ達には成長が必要ではないというのだろうか?大人と子供という違い?肉体的に、種として機能しうる機能を完成させたというだけでさしたる違いは無いのだ。なら、同じだ。何もかも手の入れられる。そして、何もかも手のしている。世界はまだ在る。